「ウラッコも婚活を開始しました!」と発表したところ、各方面から「もっと詳しい情報が欲しい!」とのリクエストを頂きましたので、先日のウラッコ写真館に続き、本日はキース号の詳細なプロフィールを紹介したいと思います。
ランボルギーニ ウラッコ P250 右ハンドル
車台番号 15678
現地デリバリー 1974年12月20日
国内初年度登録 平成21年5月
走行距離 21,000マイル(33,600km)
車検 平成24年5月
【この車のヒストリー】
1970年代前半にイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド「Emerson, Lake & Palmer(ELP)」のメンバーとして活動し、本国イギリスやアメリカを初め、世界的に有名になった「キース・エマーソン」が1974年のクリスマスに彼自身へのクリスマスプレゼントとして、ロンドンのランボルギーニ・ディーラーに発注した車で、イギリス仕様右ハンドル30台の内の1台です。
1976年7月にキースが売却して以降、複数オーナーを経て、ランボルギーニU.K.の会員の手に渡り、1991年より14年間博物館に展示保存されていました。
2005年に前オーナーが購入し、25,000ポンドのコストをかけて、ボディ、エンジンその他のフルレストアを行っています。
2009年4月に私がイギリスより個人輸入した、国内ワンオーナーの車です。
【整備履歴】
2005年に現地イギリスにてフルレストア (ウラッコレストア写真館参照)
(レストア内容)
・ボディー剥離の上オリジナルのホワイトにて再塗装
・フルエンジンリビルト
・キャブレターリビルト
・ステンレススティールマフラー&マニフォールド新品
・ブレーキ新品
・クーリングファン新品
・オルタネーター、ラジエター、ウォーターポンプ修理
ほとんどオリジナルパーツを使用
2009年6月
タイミングベルト&ダイナモベルト&テンショナー新品交換
スピードメーターケーブル交換
サイドブレーキ分解&調整
エンジンオイル他消耗品一式交換
2009年9月
点火方式をセミトラ式に変更
運転席側ウインドーワイヤー交換修理
点火方式を従来のポイント式からセミトラ式に替えたことにより、エンジンの始動性が大幅に良化。
温感時でも一発始動出来るようになりました。
VIDEO
2010年1月
クーリングファン交換
プラグコード交換
プラグ交換&キャブレター調整
クーリングファンを国産のものに変更しました。
また、熱感知によって自動的にファンが回るように改良したので、水温も安定しています。
内装はスーパースターが実際に乗っていたということで、イギリスでの34年間はノンレストアでしたので、年式相応それなりにヤレています。
また、外装も小さなサビや海外のレストア故、仕上げが粗いところがチョコチョコ見受けられます。
コスモスポーツのような極上コンディションではありません。あくまでもレストアベースの素材ではありますが、あまり気にしなければ、このままの状態でも充分に乗っていただけると思います。
次のオーナーさんには、時間を掛けて、内外装を少しずつ仕上げて頂き、将来どこかのイベントで、
「ELP~キース・エマーソンの愛車だったウラッコ」
として展示して頂けたら、私としてもこれ以上の喜びはありません。8(≧▽≦)8
あなたも絶滅危惧スーパーカーのオーナーになってみませんか?(^^)
come on join us!ヽ(´▽`)/ヾ♪
Posted at 2010/03/31 21:18:08 | |
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ウラッコ | 日記