『マセラティ・メラク』(Maserati Merak)

頭文字にMが2つ付くほどの、究極のドMクルマ。
このクルマのオーナーになるということは、妖艶でグラマラスなボディを手に入れると同時に、次の三つの苦行を味わうことになる。
①パーツ無し地獄
②サビ錆地獄
③灰泥(ハイドロ)地獄
絶滅危惧スーパーカー保存友の会(TEAM REDLIST)でも、このクルマに手を出すことはタブーと恐れられている、正に
『禁断の果実』。
しかし、このクルマのレストアを達成し、路上復帰させたあかつきには
『勇者』の称号が与えられるのである。
実は昨年、幸運にもお二人の友人のメラク購入現場に立ち会うことが出来ました。(^^)
nobuさんのブラウンのメラク
そして、じてる★まんさんの赤メラク
『買っちゃえ!応援団』団長である私は、もちろん面白半分でお二人の背中を思いっきり押したわけですが、その時はメラクの本当の恐ろしさを全く理解していませんでした。(;゚;д;゚;)ャベェ
その後、nobuさんのブラウンメラクは、未だにエンジンがかからずオブジェ状態。|||(-_-;)|||
じてる★まんさんの赤メラクは自走可能ではあるものの、果てしなき錆と格闘中。(゚m`;)アチャァ…
(じてる★まんさんの苦行の様子は
コチラ)
お二人のブログを拝見し、ようやくメラクの真実を知った私は、散々背中を押しておきながら、
「いやぁ~、メラクなんて買うもんじゃないわ。くわばら、くわばら。」
と高見の見物をしておりました。(^。^;)ホッ
そんなよこしまな私の姿を見て、スーパーカーの神様は罰をお与えになったのでしょう。
「そなたもメラクをレストアして、お友達と共に苦行を味わいなさい。」
ということで、スーパーカーの神様より与えられた私のメラクはこちら。

内外装は結構綺麗ですが、実はこのメラク、
エンジンがかかりません。_| ̄|○
20年以上ガレージで放置プレー状態だったようで、ピストンが固着しており、エンジンを降ろしてオーバーホールする必要があります。(T-T)
日本の復興とメラクの復活とどちらが早いのか?(大袈裟でスミマセン・・・)
一日も早く、皆さんにお披露目出来る日が来るように頑張りたいと思っています。(`∩´)Ω
Posted at 2011/04/02 14:06:37 | |
トラックバック(0) |
松戸優作日記 | 日記