昨日、はるばる名古屋から自走にて引き取ってきた、二代目アシ車「ポルシェ928 S2」。

1984年式、ミツワ自動車ディーラーモノの由緒正しき個体です。

シルバーの外装に豪華なワインレッドの内装が当時のこの車の栄華を物語っています。
928はスーパーカーブームも終焉した80年代前半、近所の駐車場にゴールドの個体が停まっているのをちょくちょく見かけ、その頃から憧れていた1台でした。
928のスタイリングで私が特に好きなのは、初期型ののっぺりとした“ケツ”。

懐かしのウーパールーパーに似た風貌に見ていて心が和みます。
「ケツの美しい車コンテスト」では三本の指
が・・・に入る、とても魅力的なケツだと思っています(笑)
928も信頼性からすれば後期モデルのS4やGTの方が安心なのですが、初期型のこの“ケツ”に拘って密かに出物を探してきました。
乗り味は正にアメ車(笑)
メルセデス・ベンツ製の3速ATは急発進防止のため2速スタートに設定されており、車重が重い(車両総重量1760kg)のにもあいまって、のっそりとした走り出し。
スピードに乗ってしまえばそれなりに速いのですが、完璧に高速クルージング向きで、機敏性が求められる街乗りには向いていない感じです。(^^;)
4.6リッターのV8エンジンは、フロントミッドシップで前後バランスに秀でており、直進安定性や高速コーナリーング性能もまずまず。
豪華な内装からも、928は「スポーツカー」ではなく「高級GTサルーン」という感じの車ですね。(^▽^)
また、今回400kmの長距離クルージングを体験して一番驚いたのは、昨日のコメントでMEEP御大も仰っていましたが、
燃費がビックリするくらい良い。(◎。◎)!
4.6リッターもあるので、燃費は5km/ℓくらいかな?と思っていましたが、途中の給油時に計算してみると、何と10km/ℓ近く走っていました。
これは道中感じたのですが、高速走行中でもエンジンの回転数が意外に低いのです。
100km/h巡航でも回転数は2000回転くらいです。
これもクルージングでの燃費の良さに大きく関係しているのでは?と考えています。
まだ、これからどんな悲惨なトラブルが発生するかは未知ですが、ファーストインプレッションはなかなか良い感じの928で御座いました。(^^)
この変形リトラクタブルライトにミウラを感じるのは私だけではないハズ(笑)
Posted at 2011/10/14 13:49:46 | |
トラックバック(0) |
928 | 日記