ながれ@蒼熊のブログ一覧

去る2022年10月3日


夜にしろうさの洗車をし、宮ヶ瀬方面へドライブへ行った時の話です。

↑洗車直後

いつも通りの道をいつも通りに走っていたところ、とある場所の対向車線にこちらの車線向きにたたずむシカさん…

相方さんが「シカいるよ！」と教えてくれた時、ちょうど自分はバックミラーを見た瞬間でした。
すぐさま前を見てフルブレーキ！
シカさんより数メートル手前で止まることが出来ました。

しかし、こちら向きのシカさんがいつこちらの車線に来るかわからないので、様子を見ながら抜けようとしたら…

対向車線(シカさんがいる車線)の向こうから車が1台やってきました。

そして、その車はシカに気付くのが遅れ…
寸前のところでハンドルを左にキリ避けようとしていたのですが、その車の右前がシカさんにヒット…
そのシカさんが吹き飛ばされ、地面を滑りながらしろうさの右後輪付近に滑り込んできました…。
そして、しろうさの右後部あたりでジタバタともがき、その足がしろうさにガンガンとあたり、車内ではすごい音がしてました…。

シカさんを踏まないようにゆっくり前進し、10メートルくらい進んだ所でハザードをつけ停車。
シカさんをはねた車も脇に止めていました。

すると、私の車線の後方から1台の車が…
シカさんはこちらの車線で倒れてもがいていました。

そのもがいているシカさんに気づかなかった後続車は、あろうことかシカさんに乗り上げ、踏みつぶしました…。

後続車はしろうさのすぐ後ろに車を止め、相方が降りていきました。
(私は続く後続車がいなくなってから外に出ました。)

すると、後続車の運転手が、私達がシカさんをはねたものと勘違いしていた感じで、あたかも私達が悪いかのような剣幕でした。

その時シカさんは、なんとか立ち上がり呆然としており…
後続車の運転手と話している間に意識を取り戻したのか、茂みに消えていきました。

ちょうどその頃、最初にはねた対向車(軽トラ)の運転手がこちらへやってきました。
その方と話をしていると、後続車の運転手は、事故処理もせずそのままいってしまいました…。

とりあえず軽トラの運転手さんと私とで警察や保険会社への連絡をし、事故処理をすませました。


しろうさの被害状況ですが、右リアホイールがガリガリになっていました。
また、サイドシル部分のミミ(ジャッキアップする細い鉄板部分)が若干歪み、アンダーカバーの一部がえぐれていました。
(アンダーカバーにはシカさんの血痕もあり)


洗車をして綺麗になった所で気持ちよくドライブ…といきたかったのですが、無駄な時間を取られた上にしろうさも傷つけられ…完全にとばっちりです…。

一応相手の保険会社が軽トラの運転手さんに賠償責任があるとの判断を下してくれ、100：0の事案となっています。

まだ完全に決着したわけではないですが、今までシカさんとはかろうじて避けてきて当たった事はなかったのに、今回このような形で当てられてしまい、本当にショックでした。
また、シカさんも相当に痛かったでしようし、はねられた後に踏み潰され、文字通り踏んだり蹴ったりだったでしょう…

不幸中の幸いなのは、大きな傷としてはホイールくらいで、ドアに凹みができたりはしていなかったのがまだ良かったです。

皆さんも、山道を走る時は自分が気をつける事も重要ですが、このような貰い事故にならないように気をつけてください。