ながれ@蒼熊のブログ一覧

アルテッツァを納車してから14年。

最近ずっと考えていることがあります。
タイトルにもある通り、アルテッツァを手放そうかなという事です。

アルテッツァ…あおくまさんは、ドノーマルの中古車として購入しました。
当時、約55000kmの車体でした。

あおくまさんを購入する前はMR2に乗っており、そのMR2と乗り換えという形でお迎えしたわけですが、新しいアルテッツァとの出会いの喜びと共に、まだ動くMR2を手放した喪失感もまた、ありました。
その感情から、「アルテッツァは乗り潰すぞ！」と心に決め、今まで乗ってきました。

ドノーマルで買ったアルテッツァを少しずつ自分好みの仕様にしていったり、夜な夜な友人と峠に走りに行ったり…
はたまた、関東道の駅巡りを始め、ついにはアルテッツァで2回関東道の駅巡りを制覇しました。

大きな事故はなかったけれど、それなりのトラブルに見舞われては直し乗り続けてきました。

そして、走行距離も300000kmを超え、まだまだ乗っていくぞ！と…もうすぐ車検整備というタイミングで、大きなトラブルに見舞われまれ…エンジンがお釈迦になりました。

それでも、まだまだ乗っていきたかったという気持ちと、280000kmのタイミングで、足回りのリフレッシュをしていた事もあり、エンジンを載せ換えて乗り続ける事を決意しました。

エンジン載せ換えの最中で車検も切れ、載せ換え作業をシてくれたショップにて車検も取ってもらいました。

ここから新たなあおくまさんとの生活が始まりました。

しかし、エンジンが壊れ、車検も切れる寸前…というこのタイミングが、アルテッツァを降りるタイミング(エンジンが壊れるまで乗り潰した)だったのかもしれません。


そして…時は流れ…

2022年11月時点で、走行距離は397000kmとなっています。

オドメーターの数値こそ高いものの、エンジン載せ換えから計算すると92000kmとなります。
足回りのリフレッシュや、エンジン載せ換え後に壊れたエアコン関連も新品に交換、パワステ関連や、スロットルボディ、兎に角お金のかかる部分は全て整備してきた車です。


昨今の中古車市場の価格の高騰や相場を鑑みると、いまこのタイミングで手放したほうが賢明かもしれないと考えるようになりました。
盗難の心配も拭えないご時世、もし万が一の事があれば何も手元に残りません。

それならいっその事、大事にしてくれる人に乗り続けてもらいたい。
そう考えるようになりました。

持ち続ける事が出来るならそうしたいのは山々ですが、自分や親の年齢、将来の事や、色々な事を考えると、アルテッツァを持ち続ける事は、自分には正直つらいと判断しました。

周りの人間からは、降りないでほしい…と言われる事もありますが、最終判断は自分しか出来ないですし、車はいつか手放さなくてはならない物だと思っています。

今はミライースもあるので、現在の生活スタイルでは、ミライースだけで十分に事足りる状況でもあります。

車の趣味から離れることは、まだ出来る気がしませんが、それはミライースでも十分に満たしてくれると、約半年ミライースを所有して感じている所ではあります。

あおくまさんはとても大事な車で、色々な思い出もあります。
手放したら絶対に後悔する事もわかっています。
MR2の時がそうであったから。
それでも、手放さないと自分達の将来の不安も拭えません。
あおくまさんは大事だけど、それ以上に大事なものが今はあります。
そして、それを護っていかないといけない。

別れはつらいですが、出会いがあればいつか別れも必ず訪れる…。
そう言うものだと腹をくくるしかないんだろうなと思います。