いつか再訪できるように

2007年の能登半島地震の際、東京で勤務していましたが、奇しくもこの地震の調査に関わる仕事をしていました。
落ち着いたらいつか訪問したい場所でしたが、近畿圏からはなかなか行きづらい場所で、ようやく行けたのが2021年でした。

2021年11月の能登半島一周

比較的大きな地震は昨年5月にもありましたし、平穏に周遊できたのは運が良かっただけかも知れません。半島をぐるっと回る国道249号や、今回よく報道されている珠洲道路は、今でもよく覚えています。
この時買った輪島塗の箸は今でも毎日使っていて、見るたびに心が痛みます。

今、できることと言ったら義援金の送金くらい・・・
わずかばかりですが、送らせていただきました。

今回は、兵庫県が設けている口座に送りました。石川県が設けている口座に直接送ればよかろうという、各団体が個別に義援金を募る体制を無駄であるかのような意見もありますが・・・
銀行窓口なら別ですが、ネットバンキングで石川県に直接送ると、受領証の発行（寄附金控除に必要）を被災自治体にさせることになると思われるので、それもいかがかと思い、私は地元で寄附しました。

これは後日、被災者に公平に届けられるお金です。直近の復旧・復興作業に充てられるわけではないけれど、それは公費でやってもらえばいいので。

復旧・復興したら、再訪します。きっと。