
先週金曜日、たまたま乗った阪神電車の中吊り広告で、心斎橋で
天野喜孝展を開催していることを知り、無料ということもあり今日が最終日なので行ってきました。
天野喜孝といえばファイナルファンタジー。
スタッフの方が一枚ずつ丁寧に解説してくれたのですが、この方が同年代ということもあり、FF談義で話題を共有することができ、面白かったですね。
実は知らなかったのですが、天野氏のイラストのほとんどは版画なんだそうです。
したがって、同じイラストが複数作成されていて、シリアルナンバーが付いているんですね。
今回の展示会はその場で商談もできるのですが、価格帯は50万円とか100万円とか、高いものでは300万円とかするので、とても手の出せるものではありませんでしたが。
スタッフの方に、「普段絵画展とかは行かれるんですか」と聞かれたので、「まあたまに行く程度です」って流したのですが、「例えばどんな画家がお好きですか」とか聞いてくるので、「せいぜい有名どころ、教科書にのっている画家程度です」ってさらに流したところ、重ねて「例えば誰ですか」と聞かれまして。
「東山魁夷とかは好きですね」
って答えるとかなりびっくりしてましたw
ピカソとかゴッホといった名前が出てくるのかと想像していたようで、そんな名前が出てくるとは微塵も思っていなかったようですw
「あ・・・ああ、シャープのAQUOSのCMのやつですね・・・?」ってw
ま、単なるゲーマーだとこんなに絡んでこないのかも知れませんが、微々たる絵画の知識があった分、なめられずに済んだかもしれませんねw
残念ながらイラストの購入は無理ですが、今日は携帯にクーポンをダウンロードしていくとポスターを貰うことができました。
それがこのポスター。
右の女性を見れば、FFファンならどのシリーズか分かるかな?
これはFF10のティーダとユウナですね。さりげなくチョコボとモーグリも描かれています。
最後に、来場者の一番気に入ったイラストを聞いておくよう、天野氏から指示が出ていたようで、私も聞かれたのですが、選んだのはこれ。
これも同じ、FF10の二人です。FF10は特に海、水をテーマとしたストーリーでした。
無料の展示会なのに接客が丁寧で、気に入ったイラストを取り外して、詳しく解説してくれます。
この絵は他とはちょっと趣が違って、光の当たり方、例えば朝陽や夕陽によって、絵の雰囲気がかなり違ってくるんですね。角度によってはラメが輝いて綺麗です。日光に当てても特に問題ないというのも、扱いやすくていいですね。
描き方はかなり特殊で、蝋を塗って云々、水と油の反発が云々、よく分かりませんが、とにかくこの絵のこの水の雰囲気を出すがためだけにかなり特殊な技法を使っているとのことです。
ちなみにこれはゲームの中でも有名なシーンで、FF10(PS2)はかなり泣けるシーンも多かったと思います、個人的には。時間があればもう一度プレイしてみようかなと思いました。
いつかはこんな絵を飾れたらいいですね。
Posted at 2011/10/10 17:49:47 | |
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