
いたずらに不快な思いをさせたくないので、敢えてトラックバックせずに書いてみます。
今日はネタがないので、半分酔った勢いです。
イイね!機能が付いてから、他人の色んな話題を目にすることが増えました。
ただ、多数のイイね!が付けられている記事は、えてして不幸な話題であることも多い。
自分が同じ立場だったら・・・と考えさせられる話題も多いですね。
少し前ですが、追突されたMSアクセラの方のブログを見ました。
車両は全損、なんでも総額500万円を超える金額を投じた車で、納車から1年強。その車に対しておりる保険金額が225万円くらいなのだとか。
当然、所有者としては納得のいかないところでしょうね。
車いじりに少なからずお金を投じているみんカラユーザーなら他人ごとではありません。
本人も怪我をされている中、交渉のための資料準備に時間を費やされているようで、頭が下がります。
損保会社を名指ししたかなり辛辣な表現を見て思ったのですが、金額云々ではなく保険会社や加害者の対応もまずいんでしょうね。
車というのは大量生産される工業製品。でも、所有者にとっては我が子のようなオンリーワンの車。
そのことを理解しない者は確かに多い。ディーラーや中古車販売業者でも然り。私もそういう態度のディーラーにかみついたことあります。
でも。
利害関係者が複数いる交通事故において、車両の客観的な価値は決めないといけません。
残念ながら、それはオンリーワンの価値とは相いれないのではないかと思います。たとえ投じた額を客観的に証明できるのだとしても。
同じ車を用意しろ、というのが筋かもしれませんが、それは保険による賠償に求めることではありません。
5万円のエアロ、10万円のマフラー、15万円のシート、20万円のホイールを付けても、車両の価値がプラス50万円になるわけじゃない。
純正品と交換で付けるのなら、プラスマイナスゼロでしょう。機能的にほとんど変わるものでもないのですから。むしろ、高いマフラーでも五月蠅いと言われるかもしれませんし、レカロシートでも乗りづらいと言われるかも知れない。「純正」という高度なバランスを崩している以上、マイナスになっても不思議ではありません。コンプリートカーとは違います。
元々なかった機能で一般的に価値が認められる機器の付加、例えばカーナビやオーディオなら、ある程度の評価をされてしかるべきでしょうけれども。残念ながら追加メーターの類はそういう理解はされないでしょうね。
結局、この手の話は、上に書いたように損保会社の態度によるところが大きいんでしょうね。
きちんとした説明が行われているなら、このようなもめ方はしないでしょう。
第三者的に見ると、そう感じます。自分が同じ立場だったら・・・多分冷静ではいられないだろうな。
個人的にはこのドライバーさん、ちょっと応援してますけどね。被害者が損をする社会は誰だって嫌ですから。
Posted at 2011/10/04 21:57:26 | |
トラックバック(0) |
自動車の話題 | 日記