先日
きたやま君のところで書かれていた記事。
新東名の法定最高速度、個人的にどうすべきという確たる見解は持っていませんが、考えれば考えるほど難しいですねえ。
仮に静岡県が要望している140km/hという数字があるとして。
(確かに静岡県、長いもんなw)
・風圧的にライダーにはつらい速度ではないか(これ、バイク乗りに聞いてみたい)
・平均速度が上がるのはともかく、車両間の速度差が拡大することは問題ではないか(車間が詰まりやすくなるという意味ね。追突もだけど。)
・速度上昇に伴い、CO2排出量が増えるのではないか(こういうこと言う人出てきますよ、きっとw)
まだまだ、色々思うところはあるけど・・・
特に2点目。現状だと大型車は左車線キープになるでしょうけど、普通車だとさすがに左車線は遅く、右車線に出たくなることもあるわけで、100~140km/h超の車が頻繁に混在する恐れがあるかも知れませんね(こう考えるとやっぱり3車線欲しい・・・)。
安全性の話を持ち出されると、正直、最高速度を引き上げる議論をするのはしんどいねえ。
例えば物流の円滑化とかいう論点を引張り出しても、警察庁相手にする議論ではないし。そもそも大型車の速度の問題を解決しないとどうにもならんし(私は諸々の事情で大型のリミッタ―カットには反対)。
結局、渋滞が緩和されるだけでもありがたく思いなさい、的に丸めこまれそうな予感も。
私は110km/h超えると疲れるので、別に構いません。眠くなったらPAに入るし、飛ばしても集中力が持たないからw
実際、これくらいの速度を境に、目から入ってくる情報量って全く違ってくるので、あまり飛ばす気がしないというのもあるんですけど・・・
この記事は、
新東名高速道路について書いています。
2012/2/2追記
正解のないテーマかも知れませんが、コメントのやり取りで自分のスタンスがはっきりしてきたので、一応の意見を書いておくと、制限速度引上には消極的です。
物理的に安全性が高いのは自明。ただ問題はそれだけではない。
自己責任で飛ばすのはよいにしろ、事故ったら直接・間接的に他人を巻き込むことになり、自己責任(自分だけの問題)で終わらない。保険にしろ自腹にしろ、(金銭的に)補償しても責任を果たしたことにはならない。あえて正解があるとすれば、事故らないように走って初めて、責任を全うしたことになる。しかしそれも、無謀な運転をしていればいつまで続くか分からない。
身勝手なドライバーが多く、事故の多くが速度超過に由来することに鑑みれば、多少なりとも抑止効果を期待して制限速度規制は維持せざるを得ない。たとえ守らない人がいようと、しぶしぶ規制に従う潜在的な危険因子だけでも封じ込めておけるのなら。
一方で、現状のごとく規制を破るドライバーが多ければ、規制を緩和しても破られることは容易に想像できる。結局はドライバーが自分で自分の首を絞めているだけ。緩和してほしければ、理不尽だろうがなんだろうがまずは現行の規制を守れ、と言いたい。
100km/h超えれば、「何か」のきっかけで大事故につながることは「十分」あり得る。だから私は法規は現実的な範囲で極力守るつもり。100km/h制限の根拠が云々といった野暮なことを言うつもりもない。法規に従う職業でもあるし(笑)
それ以上で走りたければ走っても構いませんが、一生無事故を続けてください、ってことかな。敢えてひとつ苦言を呈するなら、交通違反取締みたいなくだらないことに警察のマンパワーを割いて欲しくない(笑)
下のコメントでも色々勝手なことを書きましたが、気を悪くしないでくださいね。
Posted at 2012/01/30 23:25:44 | |
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