たまには有休を取れという話になり、帰宅するも特にすることもなく。
帰りに買ったモータースポーツ誌でも、来シーズンに向けての記事が増えてきたこともあるので、今年を振り返ってみることにします。
オフ会などで頻繁に遠出し、色々なものを食べ歩いていた頃と比べると、カーライフの楽しみ方も変わってきました。他人に刺激を受け、あるいは自分のスポーツ走行上の必要性からあれやこれやとパーツを試すことは、それはそれで楽しいのですが、最近は純正・新車当時のバランスの良さをいかにして取り戻すか、という視点になってきたように思います(笑)
車を楽しむという点では、最近はモータースポーツを観る側にハマってしまっています。
これは自分でも意外でした。F1のテレビ観戦くらいは昔からしてますが、何年か前にWTCCの岡山ラウンドを現地で観て衝撃を受けたのがきっかけでしょうね。
「同じところをうるさい車がぐるぐる回っているのを観て、何が面白いのか?」
こういう話もよく聞きますが、同じ行為を繰り返すのはどんなスポーツでも同じなんですけどね。
他のスポーツに比べて、モータースポーツの理解者が多いとは言えないのは、単純に触れる機会が少ないから、知らないから、でしょうね。TVでも滅多に放映されないですし。
モータースポーツに付いて回るマイナスイメージも、それ自体に非があるわけではなく、一般公道において危険な車・ドライバーが存在することのとばっちりを受けているように思われる側面もあります。
モータースポーツには他のスポーツより楽しめる要素がたくさんあるように思います。
例えば場所(サーキット)。場所によって競技場のレイアウトが全く違うなんていうことは、他では考えられないことです。
他にも道具。バットやボール、ラケット、シューズといった道具が勝敗を大きく左右することはありませんが、車の影響たるや別格です。
もちろんドライバーの技術も。これは外からは見えないので、なかなか理解されないところではありますが、同じ車であればタイムという形で顕著に表れます。
さらに、メカニックやエンジニアといった裏方の貢献度も、他のスポーツと比べて桁違いに大きい。頻繁に変わるコンディションやレギュレーションの中で、車を改良し、時には創造と呼ぶに値する解決策を編み出す、これは単なる市販車の改造とは次元の違うものです。
実際にサーキットへ足を運ぶようになって分かったことですが、最近のモータースポーツはファンサービスが非常に丁寧です。多くのドライバーが、上に書いたような楽しみを少しでも伝えようと頑張っています。
そういうドライバーの頑張りを目の当たりにしたからこそ、モータースポーツを観戦・応援しようという気持ちになってきたわけです。
ビッグレースが行われるサーキットはどこにでもあるわけではないので、野球やサッカーのように気軽に観戦に行けるわけではないですが、私の場合は幸い、長距離を運転すること自体が楽しかったり、ついでにご当地グルメを味わうことが目的でもあったり。
今年の観戦歴は岡山1回、鈴鹿2回、富士1回でした。車での行動範囲としてはこれくらいが限界ですが・・・いつかモナコ、ニュル、スパへ行くという夢をみている以上は、国内で手こずっている場合ではないんだな(笑)
来年はどこへ行こうかな。
Posted at 2012/11/15 15:36:58 | |
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サーキット・競技 | 日記