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N-VANにスモークレンズのシーケンシャルサイドマーカー(1代目)を取り付けた際、嫁(仮)に「パジェロミニにもつけたい」と言われて早3年。
当然ながらパジェロミニにはシーケンシャルサイドマーカーの設定も社外品も存在せず、半ば諦め&放置だったわけですが、まあそこはこの人「頭のおかしい人」なので、ネットで様々な車種のシーケンシャルサイドマーカーを眺めていたわけですよ。
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まあ、ザックリ言ってしまえば、
「この開口に収まるサイズ」で、且つ
「この楕円に収まる or 塞ぐサイズ」ならOKなわけです。
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これは、諸般の事情で取付できなかった、Audi A3用のサイドマーカー。
スクエア形状で国産車向けではなかなかないデザインでしたが、シーケンシャルって書いているのに光が点滅だったので却下。
※購入してから2ヶ月も放置してましたが、商品説明と異なるし販売元は日本語が通じないので思い切りゴネたら返金されました。(品物は手元にある状態です)
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同級生でスタンドマンのフレアワゴンのサイドマーカーを見せて貰ったけども、縦方向がパジェロミニの楕円に収まってしまう(楕円のくぼみが残る)のでスズキ用の流用は却下。
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諦めずにネットウォッチングしてたところ、発見したのがBMW mini(R55~R59)用のシーケンシャルサイドマーカー。
楕円、それなりにサイズも大きい。
そして偶然にも、勤務先にクラブマン(R55)を持っている人が居たので、ノギス片手に採寸。いけそうだったので購入。
※以降、mini用シーケンシャルサイドマーカーは「クラブマン用(R55)」の表記で統一します。
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左:パジェロミニ(H58A)
右:クラブマン(R55)
パジェロミニの方が小さいのですが、フェンダーパネルのくぼみが見えなくなるので問題なし。
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左:パジェロミニ(H58A)
右:クラブマン(R55)
背面のデザインは全くもって互換性なし。
そりゃあそうだ。
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というわけでして、余計な部分は全て除去することに。
クラブマンのフェンダーパネルに固定する為の金属クリップを、プライヤーで引き抜く。
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パジェロミニのフェンダーパネルに干渉しそうな部分を、ニッパーで切断し、切断しきれなかった部分はリューターで削ぎ落とします。
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んで、どうやって背面に固定部位がいっさい存在しないシーケンシャルサイドマーカーをパジェロミニに固定するのかというと…両面テープです。(笑
だってもはやそれしか方法がないんですもの。
当然ながらすんなりと固定できそうになかったので、ヒートガンで背面をあぶって、加工ベース車輌と化したサファリ号のフェンダーパネルにあてがって変形させます。
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※これは失敗例です。
当初はパジェロミニのサイドマーカーとニコイチで取り付ける予定でしたが、これだけ削ってパジェロミニとクラブマンのサイドマーカーを密着させても、実際に車輌にあてがった際、パジェロミニのサイドマーカーの分だけ浮き上がる(フェンダーのくぼみなんて期待できる深さではなかった)ので、ニコイチは断念しました。
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クラブマンのシーケンシャルサイドマーカーの加工はこれでOK。
問題は、配線。
パジェロミニのサイドマーカーは特殊なのか当時はこんなのだったのか、防水でもなければ住友や矢崎の規格でもない、今仙電機の独自規格。
その為、変換配線が必要に。
なので、サファリ号のサイドマーカーをぶった切ってしまうことに。
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パジェロミニの純正サイドマーカーは12V 5WのT10ウェッジ球を使用しているので、ぶった切った純正サイドマーカーの先は当然ながらT10が入るので、社外のLEDルームランプにセットで入ってくるウェッジベースを【単品】で購入。
左側のカプラーは不要なので切り落とします。
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クラブマン用シーケンシャルサイドマーカーにはソケットが付属してこなかったので、クラブマン用純正ソケットを探したのですが見つからず、オマケに情報もなく…
ダメ元で、汎用のゴム製ソケットを購入。
ちゃんと収まりました。
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ゴム製ソケット内部の金属部品は開き気味で、クラブマン用シーケンシャルサイドマーカーのソケットを挿してみても緩さを感じたため、リードペンチで挟み込み間隔を狭める処置を実施。
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T10ウェッジベースとT10ゴム製ソケットを半田で接続。
ちゃんと絶縁処理もしましょう。
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パジェロミニの純正サイドマーカーとT10ウェッジベースの抜け落ち防止(抑制)と、隙間への水の浸入を防ぐ意味を込めて、パジェロミニの純正サイドマーカーに被せる形で熱収縮チューブで絶縁・防水処理。
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ヒートガンという凶悪なツールで熱を加えたので確認の意味を込めて点灯確認を再実施し、問題が無いことを確認したので、クラブマン用シーケンシャルサイドマーカーと変換ハーネスを接続。
クラブマン用シーケンシャルサイドマーカーに貼ってあるシールは、車両前方がどちらか判るように判別するためのものです。
シーケンシャルサイドマーカー本体は本来なら背面の爪で右側・左側がわかるようになっているのですが、背面にはもうなにも残っていないので判別ができないのでね。
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ゴム製ソケットはかなりきついので、破損・配線破断を防ぐべく、ゴム製ソケット側面にシリコンスプレーを塗布。
塗布前よりはスムーズに入りましたが、それでもきつい。防水性は大丈夫なようです。
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最後に両面テープを貼付。
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