
KSR110は当初バックステップの装着は考えていませんでしたが、フルカウル化に当たってノーマルでは干渉する為にバックステップに交換となりました。
しかし、KSR110のバックステップのほとんどは左ステップの切断など大幅な加工が必要な物ばかりで、しかも高価な物ばかりでした。
自分としては最低左ステップの切断はしたくなっかたし、財政も苦しかったのでパーツ選考が難航しました。
そんな時見つけたのがモトファクトリーというショップオリジナルの物でした。
初期型用という事で、チェンジアームを新規に見つけないといけませんでしたがボルトオンで値段当時としては安価だったのでこちらにしました。
チェンジアームはオーバーのバックステップの補修部品を使用しました。
部品、送料で8000円かかって結局他のバックステップとほとんど変わらない金額になってしまいました(笑)が、こういった破損しやすいパーツを個別で販売してくれるのは嬉しいですね。

バックステップの取り付けで大変な作業ははスイングアームとエンジンマウントボルトをそれぞれ左入れから右入れに変更ぐらいでした。
左側。通常切断しないといけない左ステップの取り付け部分でしたが、ボルトオンで探したものの、アンダーカウルに干渉しないか不安でしたが、幸い干渉せずに取り付ける事が出来ました。
で、このバックステップ、問題が3つあり、
1、
バック過ぎる!
バックステップなので当たり前ですが、それでもノーマルから6センチアップ、22センチバックなのですが、これがきつい!
これはパーツの組み合わせにも問題があると思うのですが、ノーマルルックのシートは試していませんが、おそらくつらいポジションになると思います。
自分は基本どんなジャンルのバイクでもシートの後ろに乗るのですが、KSR110は滑りやすい事もあり、あまりにもバック過ぎるのでちびっ子の自分はもちろん、長身の友人にも厳しいポジションです。
2、シフトチェンジしにくい。
オーバーのチェンジシフトとの組み合わせが原因なのかもしれませんが、とにかくシフトチェンジしにくい!
他のメーカーのバックステップもギアが入りにくいのでしょうかね???
シフトアップはまだ大丈夫なのですが、本当はもう少し下げたいのですが、これ以上下げるとなぜかアップもダウンも効かなくなるので、これ以上下げる事が出来ません。
そして問題がシフトダウンで、とにかくギアが入らない!さらにときどきギア抜けの症状も出ます。
オイル交換直後はまだ良いのですが、オイルが劣化していくと症状がひどくなり、今のフックスシルコリンはこの症状が大分抑えられているので、オイルも大事な要因なのかもしれません。
3、キック始動が大変!
エンジン始動時にステップやら何やら折りたたまないといけないので、意外と大変です(汗)

から、

ブレーキシフト、ステップを折りたたみ

やっとキックをかける事が出来ます。またキックアームも少し位置をずらしています。
キック自体は特に苦ではないのですが、ステップが可動式とはいえ動きが渋いので、畳んだまま走り出して焦る事が多々あります(笑)
なお、ステップ交換時に、ダウンマフラーだと干渉する物がありますが、自分はストレート構造なので幸い干渉せずに済みました。
と、メリットよりもデメリットが多いパーツですが、当時ボルトオンのバックステップはほとんど出ておらず、とにかく見た目重視で、早く完成させたい為にこれにしていますが、セパハンと合わせて、スポーツ走行は危なくて出来ない状況です(爆)
今ではオーバーで4ポジションタイプ、安価なツーリングタイプなどボルトオンタイプが充実しているので、出来る事ならそちらに交換したいです(笑)
材質が鉄なので、取り付けから1年経過し、少しさびてきました。
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KSR110パーツレビュー | 日記
Posted at
2010/08/08 20:53:56