
今日のF1日本GP、凄かったですね、まさか接触してマシンを損傷したのにさらに速く走るなんてビックリです!!
でF1を見ながら部屋を整理していたら、04年の茂木の写真を印刷したものを見つけました。
当時パソコンを購入したばかりで、試行錯誤しながら印刷したのが懐かしいです。
そういえば以前中野真矢選手の思い出を書こうとして、そのままだったのを忘れていました。
今日は中野選手の誕生日でしたね。
自分が中野選手を知ったのは2000年の最終戦、あの最後にオリビエジャック選手に向かれてチャンピオンを逃したレースです。
しばらくWGPと離れていた自分にとって、敗れたとはいえ、これほどの日本人選手がいる事に感心し、01年から500ccにステップアップする事を知り、彼を見たさにWGPを再び見るようになりました。
彼の大ファンになったのは同じ年齢という事もありますが、04年にヤマハから川崎に移籍した時です。
03年、MotoGPでブッチギリの最下位だった川崎への移籍、ロッシ選手がホンダからヤマハへの移籍でそれほど話題にはなりませんでしたが、当時はこれで中野も終わったな、と言う意見も少なくありませんでした。
しかし、開幕戦でいきなり予選6位、次戦へレスで周回遅れながらも9位入賞と前年の低迷が嘘のような活躍を見せ、後半戦の茂木で3位表彰台と、彼が開幕前に立てた目標をやり遂げました。
中野選手は04年の茂木がベストレースと語っていますが、自分は第6戦カタルニアGPがベストレースと思っています。
実はこのレースの前の第5戦、ムジェロでストレートを300キロ近くで走行中にいきなりリアタイヤがトレッド剥離でクラッシュ、下手をしたら最悪の事態も考えられましたが、幸い軽い打撲等で済みましたが、次戦のカタルニアは1週間後、つまり3,4日で再びレースに挑まないといけないけません!?
確かに体にそれほど問題はなくても、アクシデントのショック、さらに事故を起こし信用の出来ない物に命を乗せて走るという事がどれほど恐ろしい事か、自分には全く想像出来ませんでした。
この事態に、レースを棄権してもおかしくない状況で彼は出走、しかも事故の対策の為に性能を大幅に落とし耐久性を重視したブリヂストンタイヤで、当時チャンピオン争いをしていたマックス・ビアッジ選手に競り勝ってカワサキ最上位の7位を獲得!
それまでは中野選手に冷静でクレバーなイメージを持っていましたが、このレースでそれだけではなく、彼の心の中に熱い情熱がある事を知り、一気に大ファンとなり、その後彼のレプリカメット、さらにKSR110のZX-RRレプリカ化をするようにまでなりました。
それは、引退して1年経つ今でも大ファンです♪
プロ選手である以上、成績を求められるのは絶対ですが、どんな状況でも決して諦めずにスポーツマンシップにのっとって最善を尽くして戦うという姿勢に、成績に関係なく応援したくなります。
特にモータースポーツは、マシンが成績に非常に影響するスポーツですが、そういった事情を考慮して見ると、また違った面白さがあると思います。
Posted at 2010/10/10 19:29:51 | |
トラックバック(0) |
MOTOGP | 日記