
今年もルマンが終わりました。
昨年からスカパーでも放送されるようになりましたが特別放送の為見られませんでしたが、今年は通常番組で放送の為無事に見る事が出来ました。
近年ネットで動画も見る事が出来る様になってきていますが、やはりテレビでの観戦は良いですね、オンボードのみならずさまざまな角度から放送、すぐに順位の確認、さらに詳しい解説と、ネットだけでは得られない情報を容易に得られるのは嬉しい限り、後は地上波で皆が容易に見る事が出来れば最高です。
さて、肝心の内容ですが開始直後にGT-アマクラスのアストンマーチンに乗るアラン・シモンセン選手が亡くなるという悲しい出来事、過去最多の5時間セーフティカーラン、目まぐるしく変わる天候に翻弄される最大級の荒れたレースでした。
私が初めて見た2001年も酷かったと思いましたが、どのクラス、どのチームもあちこちでドライビングミスでコースオフしたりスピンしたりと、見ていて非常に心臓に悪いレースでした。
最大の見ものだったLMP1ですが、1号車がアウディに珍しくトラブルに見舞われて40分ものピット作業をしていたり3号車がスピンしてタイヤが取れたりと、完璧なアウディでも苦しいレースだった事を表している中、見事な走りで優勝した2号車、私が大好きなトム・クリステンセン選手が9勝目と最多記録更新が1番の驚きでした。
トム・クリステンセン選手が最後に優勝したのは5年前で、年齢も45歳、若手が急成長している中苦しい時が続いたと思いますが、まだまだやれる事を証明する事が出来て良かったと思います。
是非今後も最多勝利回数を伸ばしてほしいものです。
そしてトヨタ、8号車が2位を7号車が4位獲得と去年の雪辱を晴らす事が出来たと思います。
去年は燃費のアウディ、スピードのトヨタという印象でしたが今年は違うらしく、アウディがスピード、トヨタが燃費、信頼性と全く逆の印象でした。
残念ながら燃費は過去最多のセーフティーランでアウディへの優位性がなくなってしまった感じですが、終盤7号車がタイヤバリヤに激突して壊した際に30分ほどで修理完了して復帰させる事が出来たのはお見事でした。
ただ、厳しいようですが去年よりもアウディとの差があるような気がしました。
2位表彰台もアウディのトラブルで、といった印象で普段のアウディだったらどうだろう?という感じです。
去年は信頼性と燃費を犠牲にスピードで勝るという印象でしたが、今年は信頼性と燃費をアウディ並みにした代わりにスピードを大幅に犠牲にしたという感じで全てに置いてアウディに負けていたという印象を受けました。
アウディに勝つのは容易ではありませんが来年はポルシェも復帰という事でさらに苦しい戦いになるのは目に見えてますから、是非頑張ってもらいたいです。
後は10月の富士6時間耐久レースが楽しみです。
昼夜逆転で体調が崩れているので、体を治すのに苦労しそうです・・・
Posted at 2013/06/23 23:28:29 | |
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