
メタルギアと言えば、世界的に有名なかくれんぼゲーム(・・?)
なんですが、スナッチャー、ポリスノーツと素晴らしいアドベンチャーゲームを作ってきた小島秀夫監督の代表作で、個人的には特にシナリオを楽しんできました♪
しかし、ゲームをしないと話が分からないので、アクションが下手ながら、頑張って1~3までクリアしてきたのですが(ノーキルクリアでさらに難しくしていますが)、最後の4はPS3で発売の為、PS3を持っていない自分はゲームが出来ず、あの素晴らしいシナリオを楽しむ事が出来ませんでした。
ゲーム発売の数ヵ月後に小説が発売になったので、値段は高いのですがこれは!と思い、あちこち探したのですがなかなか見つからず、数年経ちましたが、ついに今月文庫本になってお手頃価格で手に入れる事が出来ました♪
しかし実は、この数年の間、友人がゲームを購入して、それを見せてもらって話の内容は知っています。
ただ、どのように小説化されたのか興味があり、また難しい内容なので繰り返し読んで理解出来ると思い、読んでみたのですが、読んでいてゲーム画面が脳内再生されるくらい、文句のつけようがないくらいメタルギアでした!
確かに、BB部隊がいない、設定が少し違う等、違う処はありますが、話の大筋はきちんと守られているので安心し手読む事が出来ました。
特に感心したのが、スネークの老化の描写です。
クローンという特殊な設定の為、実年齢は40代ながら、肉体は70代という設定で、ゲームでは見た目は老人で、ムービー場面では老いを感じさせるのですが、自分が動かす時は、ゲーム進行の為に老いをほとんど感じる事がなく、どことなく違和感を感じたのですが、小説ではそれこそかつての英雄とは思えない、階段を普通に昇る事すら出来ないような体で、いったいどんな思いで任務をこなしていたかがよく伝わってきました。
唯一の不満は、戦闘シーンが少しあっさりしている気がします。
しかしこれはゲームの方が派手すぎるのが原因かと思います(笑)
見た目、とても厚くて読み終えるのに時間がかかるかな?と思いましたが、面白くて一気に読み終えてしました。
Posted at 2010/03/30 23:16:46 | |
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