
今年のルマンは始まる前から話題ばかりでした!
かつての耐久王、ポルシェの復活、WEC1,2戦のトヨタ2連勝と、ルマンが始まる前から楽しみでいっぱいでした。
そしてレースウィーク、予選でアウディがクラッシュ、トヨタ7号車の中嶋一貴選手が日本人初のポールポジションと、2004年のチーム郷以来、トヨタ初優勝も夢ではないかも!と期待が膨らむものでした。
私はスカパーをメインに、パソコン、iphoneの動画やリアルタイムの情報を追いながら今年もレースを楽しみました。
そしてレース、1時間ほどで突然の豪雨でトヨタ8号車がフェラーリと接触して、アウディ3号車を巻き込んで大クラッシュ!
トヨタは何とか復帰できたもののとばっちりのアウディはリタイヤ、予選1位で快調だったトヨタ7号車が夜に電装系でリタイヤ、トップに立ったアウディ1,2号車もトラブルで修理の為に大きいタイムロス、そしてポルシェがトップに立つも20時間超えてまさかの2台ピットインで完走したもののリタイヤ扱い、最終的にアウディ2,1号車の1-2フィニッシュ、トヨタ8号車意地の3位表彰台と非常に見ごたえのあるレースでした。
今年印象的だったのが、ハイブリットシステムを搭載した為か、今までトラブルのないマシンが優勝するという展開から、今年はすべてのマシンがトラブルに見舞われるという今までと違った展開。
総合4位のレべリオンがハイブリットなしのトヨタエンジンを搭載していた事も関係ない事ではないでしょうか。
再び速さだけではなくマシンの耐久性、チーム力も要求されるという展開にWEC速さで劣り、様々なトラブルに見舞われていたアウディがルマンで優勝という、格の違いを見せつけたレースに現耐久王者に脱帽です。
ディーゼルターボのアウディ、NAガソリン車のトヨタ、ダウンサイジングターボのポルシェと全く異なる形式のエンジンを積んだマシンが優勝争いをするという他のカテゴリーでは考えられないレギュレーションと、ますますルマンの魅力に魅せられそうです。
来年は日産もLMP1に参加するという事で、今でもLMP2クラスのエンジン供給で大活躍してるので日産乗りととなった私としては楽しみです。
トヨタ優勝の夢は破れましたが、トヨタには是非、WECの年間チャンピオンを獲得してもらいたいものです!
Posted at 2014/06/15 23:10:19 | |
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モータースポーツ | 日記