
成長痛が故に乗れなくなっていた自転車関係の整備を進めてました。
自転車自体の整備はいつものこととして、
意外なところで靴がお手上げになっていました。
自転車用の靴って、靴底がとても固く作られています。
普通の靴のように靴底が曲がりません。
靴底が曲がると踏み込む力が逃げてしまうんですね。
さらにクランクで回すわけですから、軽いに越したことはない。
ホイールと同じで、外周が軽ければ加速が楽になります。
使っていた靴底はカーボン製。
SIDIのドラゴン2というモデル。
日本では手に入らないので、スペインから輸入しました。
細身なので足の幅が広い日本人には合いにくいのですが、
何故か息子は足の幅が狭いので合っているみたい。
というか、最近の子供達は細いみたいですね。
整形外科で測ってもらったら、AかBしかないそうです。
なんとこのカーボンソールが割れていました。
交換可能なようで、別パーツになっているものの、
当然日本では入手不可能。
スペインのショップに問い合わせたけど、
あまりサポートが良くなく、返事がちんぷんかんぷん。
もしかしたら補修パーツとしては出ていないのかもしれません。
ならば待っていても仕方ないので、自分で補修にトライ。
まずはカーボンクロスとエポキシの接着剤を入手。
ラジコンの補修パーツで両方共日本で買えました。

これが割れたソール
左右ともにぱっくり行っちゃっています。

これは裏側
表側より大きなヒビが入っていました。
実際曲げてみると、当然ながら割れているから
やわいこと。
このままだと他の部分まで割れてしまいそう。
表と裏からカーボンクロスを貼っていきます。
まずは1層分をヤスリで削り落とします。
そこに接着剤を塗ってカーボンクロスを貼りました。
貼るというより接着剤に浸して置くという感じ。
硬化に約24時間くらい。

とりあえず貼ったところ。
硬化したら余分なところを切って端面の削りをします。
で、完成がこちら。
光っているところが補修部分。
レース前日に完成したので、写真を取り忘れて使用後の写真です。
いや~強くなりますね。
クロスの状態ではただの布切れと同じなのに、
エポキシを染みこませると別物!
すごく硬くなります。
曲げようと思っても曲がりません。
こんなのが割れるって想像できないです。
走っているときはものすごい力がかかっているんでしょうね。
これは他のことにも使えそう、なんて色々考えちゃってます(笑)
Posted at 2012/12/11 02:04:03 | |
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マウンテンバイク | 日記