ブレーキパッド交換（その２）

はずした純正パッドをさらに分解します。
パッドにはシムという金具が付いています。
これはブレーキ鳴きを防止するための金具です。
パッドとシムの間にブレーキグリスを塗ることでキーキー音が低減するんですね。
白くなっているところがグリスを塗るところです。
パッドの内側（ピストンが当たる側）は大小二種類のシムがついていました。
全てのシムは取付間違いがないような形状をしていますのでバラバラになっても問題なく組み付けられます。

フロント側の比較。
純正まだまだいけるやんｗ
自分はエンブレよく使うんで減りは遅いと思ってましたが、まさかここまで残ってるとは・・・
走行距離11.5万キロなんですけど・・・
セニョには「パッドがちびってキーキー鳴ってるし、ちびりすぎると危ないから新しいの買うよ」といって買ったので今更言えず・・・

リアの比較。
純正はまあまあチビってます。
しかもＣ面カットしてないので鳴りやすいと思われます。
こちらは堂々と交換します。

とりあえずシムの汚れと古いグリスを洗い流します。
ついでにまだ使えそうな純正パッドも洗いました。
（保管しておこうｗ）

パッドを外したキャリパーベースはこんなふうになってます。
ダストにまみれた金具がありますが、これにパッドがホールドされます。
この金具も外して洗ってもいいのですがどうせすぐ汚れるので放置しました。
でもパッドが当たる部分はグリスが触れるので掃除した方がいいかも。

ローターは0.5mmぐらいチビってました。
何ミリが限界か分かりませんがたぶん2mmぐらい？
まだまだ使えるでしょう。

ブレーキグリスを塗って組み付けていきます。

このグリスすっごい高粘度です。
むっぎゅぅぅぅぅって感じです。

上下の金具が当たる部分にも塗ります。
ピストンが当たる部分にも塗ります。
そしてパッドをセットします。
ローターにグリスが付かないように注意しましょう。