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新府城、国史跡


左側が新府城


乳酸で足パンパン

武田氏、最後の居城、築城は1581年（天正9年）。
武田氏居城としての実働は、約3か月。
縄張りは広大で、勝頼入城時は未完成でした。
書状などから、真田昌幸が普請奉行との説もありますが、
定かではありません。
甲州築城術を集めた城と言われ、三日月堀から本丸館まで、
特徴が色濃く出ています。


復元図

「～入城から天目山まで～」

12月24日、武田勝頼、新府城入城。
翌天正10年2月1日、木曽義昌、織田に寝返る。
謀反を知った勝頼は、木曽征伐に向け、先発武田信豊隊５千を派兵。
木曽義昌の人質、母・側室・子を処刑し、自ら１万で出兵する。

2月3日、織田先方隊、岐阜城出陣、甲州征伐が始まる。
2月6日、織田方木曽口より信濃侵入、同日武田方領主下条信氏を
　　　　下条家家老が追出し滝沢関門を不戦通過。
2月14日、松尾城（飯田市）寝返り。
2月16日、武田勢、鳥居峠で織田・木曽勢に敗北。（武田信豊隊）
2月18日、飯田城主保科正直、高遠城へ逃亡。（飯田城放棄）
　　　　 大島城主武田信廉（逍遙軒、勝頼叔父）抗戦不可能とし逃亡。
2月28日、勝頼、諏訪での反抗を諦め、新府城に撤退（兵千）。
3月1日、高遠攻城戦開始、織田方城を包囲、城主仁科五郎盛信（勝頼弟）に
　　　　開城を促すが盛信はこれを拒否。
　　　　同日、穴山梅雪、家康仲介により織田に寝返る。
3月2日、高遠城、織田方総攻撃、武田方全滅、盛信自刃。（武田勢最後の集団戦闘）
3月3日、勝頼、新府城を放棄、火をかけ、岩殿城へ向かう。
3月5日、織田信長、安土城出陣。
3月7日、織田信忠、甲府入り。武田一門などを処刑。
3月9日、小山田信茂、郡内口（笹子峠）封鎖し離反。
3月11日、天目山にて滝川一益隊と戦闘、武田勝頼・信勝親子自害。


本丸跡、現在は心霊スポット！？


東堀遺構

実は、我が家から釜無川を挟んだ、お向いさんです。（直線で１km強）
こぺん左衛門では、初登城ということで。