![宮崎海岸の豪快すぎるタラ汁 宮崎海岸の豪快すぎるタラ汁](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/032/768/274/32768274/p1m.jpg?ct=300f278eea13)
先週の日曜の事ですが、仕事関係の下見で黒部の方に行ってきました。
・・・もっとも、半分(いや8割方?)は単なるドライブでしたけどw
で、お昼も過ぎて何か食べるかと思った時、ふと思い出したのが前に一度食べた宮崎海岸の「タラ汁」。黒部からはさらに遠いけど、前に食べた時にメチャクチャ美味しかったのを思い出したらもう我慢できませんでしたw
そして車を走らせること2,30分。やってきたのはJR越中宮崎駅から1kmほど離れた「栄食堂」。食べログとかでもよく名前の挙がるお店です。
見た目は田舎の幹線道路によくある古びたドライブインと言う感じ。事前情報なしにここを通ったら間違いなく素通りしそうです。
ちなみに、新潟との県境にある宮崎海岸は国道沿いにタラ汁のお店が並んでおり、別名「タラ汁街道」と呼ばれるほど。そんなお店の中でも特に評判がいいとなればこれはもう期待です。
中に入ると、これまた一昔前にはよくあった田舎の食堂的な雰囲気です。最近、こんな感じの店も減ったよなあ・・・と思いながらメニューを見ます。外にはでかでかと赤文字で「たら汁」と書いてあったのに、中のメニューは特にたら汁を強調することなく、他の料理と同じ扱い。全般的にリーズナブルな中、タラ汁のお値段は800円。これも事前情報なしで店に入ったら注文を躊躇してしまいそうなお値段です。無論、私はこれがお目当てだったのでたら汁とライス小を注文。あえて小にしたのにはわけがありますが、それはまた後程。待ってる間、前方のガラスケースから刺身(600円)を取り出してつまみます。
刺身はざす(カジキマグロ)、甘海老、つぶ貝の3種。値段の割に量が少ないような気がしましたが、新鮮で美味しかったからまあ良しとしましょう。
・・・これをつまみに一杯やりたいところですが、クルマなのでぐっと我慢w
刺身をつまんでるうちに、メインのタラ汁が到着。
誰が鍋ごと持って来いと(ry
事前情報で鍋ごと出てくるのは知っていましたが、いざ現物を目にすると流石にビビりますね。ここのタラ汁はお椀に出されず、鍋ごと持ってきて器によそって食べるんです。当然量も多いので、ライスを小にしたと言うわけです。それでも普通の定食のご飯くらいはありましたがw
具はタラ、ネギ、ゴボウのみといたってシンプル。タラは間違いなく1匹以上入っています。タラの身は柔らかくも適度にしまっており、口に入れると淡白かつ味のあるタラのうまみが広がります。汁もタラの出汁がこれでもか!というくらい出ていて、優しくもコクのある、美味しい汁です。
器も普通のお茶碗よりも一回り大きいものですが、それでも3杯よそってまだ余るくらいのボリューム。これで1人前ですから、いかに量が多いかがお分かり頂けるでしょう。
ちなみにこの器、骨をよける用にもう1枚出てきます。食べ終えたころにはタラの骨でいっぱいに・・・
最初に鍋を見た時は食べ切れるかちょっと不安でしたが、案外ペロッと食べれました。でもこれだけの量があるんだったら刺身はいらなかったかなあ・・・w
ちなみに、タラ汁以外にもうどんや定食などメニューは豊富にありますし、件のガラスケースにはだし巻き卵や煮魚、おひたしなどのお惣菜が並んでいます。刺身じゃなくて腹に溜まるようなのに手を出していたら食べ切れなかったかも・・・
正直、入るのに躊躇する店構えですが、ここのタラ汁はそれを振り切ってでも食べる価値がある、美味しいものでした。この辺には他にも何件かタラ汁のお店があるので、そちらの方にも行って味を比べてみたいですね。
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Posted at
2014/04/06 12:26:11