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先日、職場の仲間であり、同期入社の人が単独で磯場に釣りに行き、海上のウネリが強くなり往路が使えず、仕方なくちょっと危ない別ルートで帰ってる途中、足場が崩れ崖から転落しました。

「奇跡的」に転落後も意識は保っており、携帯電話も繋がる状況だったため、自力で職場に連絡できたため、職場では救助隊を編成し現場へ向かったものの、大自然の荒れ狂う波に手も足も出ず、災害派遣を要請し芦屋レスキューに救出してもらいました。

落ちた本人は右半身のほとんどの部位を骨折、長い入院生活になりそうです。

もちろん、ライフジャケットも磯靴も装備しており、現場には何度も足を運んでるほどのベテランです。

その前には、別の方が持久走をやってる最中に倒れて意識不明になり、心肺停止状態になりましたが、何とか回復したものの、未だに意識不明でかれこれ２ヶ月ほど入院されてます。


どちらのケースにも言えることですが、私等からしてみれば「あの人が？」という心理状態です。

おそらく本人も「まさか自分が？」という状況ではないでしょうか・・・

本人達に「油断」はなかったとは思いますが、「もしも」の状況は誰にでも起きてしまいます。

崖から落ちた同期は、たまたま意識があった、携帯が繋がるエリアだっただけで助かったものの、意識を失っていたか携帯が圏外だったら、まず助かってません。

このようなケースではなくとも、私達が生活しているうえで「いつも」の状況ってよくあると思います。

いつも通る通勤経路、いつもやってる単調な作業等々・・・

絶対に油断しないでくださいね。

車の運転でも「～だろう運転」ではなく「～かもしれない運転」とよく言われますが、まさにその通りです。

いつも使ってる道、やってる事でも、時としてイレギュラーが発生し「まさか」という名の悪魔は襲ってきます。

決して「自分は大丈夫」と思わず、「明日は我が身」と思って気を付けましょう