きゃりぱー つけまちがえる

　以前からGTI-R/VZ-RにEvoⅢ純正のキャリパー/ローターが移植できるとの情報はありました。

↓こちらの方が実際に装着されてます。
パルサーGTi-Rブレーキ強化①②
http://minkara.carview.co.jp/userid/451956/car/370303/810836/note.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/451956/car/370303/810843/note.aspx

　そこで、私は少しヒネってEvoⅢ用のキャリパーキットを組んでみました。
グローバルEvo,1.2.3/C#9A用のブラケットとHCR32/タイプMキャリパー
ローターはエボではGTO/313Φですが、知人のデータを頂きER34/310Φで行きます。

装着前の準備
●ER34ローターをPCD100の４穴加工します。
114.3/５穴と100/４穴を共存する場合、絶対に一箇所穴がつながります。（雪ダルマ型になります）
フライスで加工してもらいました。
●ER34ローターの場合、キャリパーとブラケットの間には何もはさみません。
キャリパー/ブラケットが干渉しますので、どちらかを削ります。（画像参照）
●パルサーのナックルのキャリパー取付穴は10mmなので、12mmに広げる必要があるのですが…
正確にはパルサーのキャリパーピッチは130mmでランエボは127mm。。。
10→12にそのまま広げるのではなく、ピッチを内側に寄せながら広げます。

装着にあたり
●ローター位置出しとして５mmのスペーサーと59-68mmのハブリングが必要になります。
前者様はワンオフ加工で一体制作されてます。
私はハブリングを8mm厚に削ったものと汎用の５mmスペーサーを使いました。
●GTI-Rの場合はバックプレートの加工が必要ですが、VZ-R（GF）はバックプレートがなく、ほぼそのままつきました。（E-JN15は未確認）
●ロータの下に５mmのスペーサーを挟むので、必要に応じてハブスタッドボルトを長いものに換えます。
●ロータを仮組みしてロアアームとローターの隙間を確認して下さい。（画像矢印部）軽く当たるので、叩くか削るかします。

無事装着完了。
中古キャリパーをオーバーホールついでに『メタリックローズ』なる色に塗ってみました…
余り目立たない…ダスト色？

　ちなみに、スペーサーを外した状態でハブ面よりキャリパーのほうが37mm手前に出ます。

確証がありませんが、GTOローターだともう少しキャリパーが手前に出る気がします…

ホイール試着
最低16インチですが、モノによって当たります。

●16インチ
AVS MODEL6…エアバルブがリム内側から生えているため、装着不可
SPEEDLINE PREO-R…履けました。車検用www
●17インチ
RacingHart TypeC4R…20mmのスペーサーがないと当たります。。。
●18インチ
VOLK　GT-7…ビッグキャリパー対応で問題なく装着。

完

　※要所要所に加工が必要な部位があります。
エボ用流用という形で組みました。
この場合ノーマルに戻すに為は、ノーマルナックルを新たにご準備する必要があります。
また、ブレーキ関係は重要保安部品となりますので、ショップ様等にご依頼頂くことをお勧め致します。