
走行4000kmを超えたいまでも
『いすゞ純正オイル』 順調にその性能を発揮しています!
3000kmくらいから粘度が低下し燃費やオイル消費が悪化し始めるのではないか?
という予想をたてていました。 意に反したこの絶好調。 これはうれしい誤算です。
3000kmというのは、決して純正オイルの性能を疑って、そう思っていたわけではありません。
なにせ古いエンジンですから、ワタシの車のオイルは大量のブローバイガスに晒されています。 それでオイルが薄まっていくスピードも早いのではないかと思っていたわけです。
ブローバイの黒いゴムホースを引っこ抜くたび、たいした勢いで ゴー っとガスが噴出します。 コレを見るたび、いつもそう考えていました。
夏だから絶好調。。と言う条件もあるでしょうか?
冬場には、エンジン内部で結露が生じて、オイルに水や不純物が混じりこむ機会が多かったりします。
また、エンジンがなかなか暖まりませんから、金属が膨張するのが遅い。 ピストンをはじめ、エンジン全体の金属のスキマがちょうど良くなるまで、けっこう時間がかかるはずです。 これってオイル消費やオイルの燃料希釈がけっこう “はかどる” タイミングです。 エンジンの設計って、暖機が終わってエンジンが100℃くらいになった状態を想定して、すべて造られていると聞きますから。。
そう考えると、オイルにとって冬場は最悪のコンディション。 零下20℃近くまで気温が下がれば、ラジエーターの水温が90℃位に達するまで20分以上かかります。 この20分が恐怖の20分てな訳です。
でもそんな冬の悪条件は、とりあえず今はありません。
それにしても、調子良すぎるなぁ
ひょっとして これって消え去る前のローソクの明るさ?
それとも 嵐の前の静けさ??
早くオイル 性能低下してくれないかなぁ。。
( 完全に本末転倒状態・・・ )
こんなに調子が良いと、かえって疑心暗鬼になってしまいます。
オイルレベルゲージを眺める事が、最近多くなってきました。
しかしオイルが減った気配は、ぜんぜんありません。 気持ち悪いくらいフツー過ぎます。
ワタシは冷間時と暖機終了後に、1回づつレベルを見るようにしています。
冷間時のレベルチェックというのは、オイル交換したときと同じ条件ですから、オイルの増減が判断しやすい。
また、暖機終了後にエンジンを止めて即チェックというのも必ずやります。 オイルの油量が一番が少なく見えるタイミングです。 このときに LOWレベルを下回っていないかを調べます。
エンジンオイルがLOWより少ないとチョイ危険。 コレより多いとエンジンに余計な抵抗を与え性能を低下させている! と言うことになります。
オイル交換時には、ここら辺をニラミながらオイルを入れてやれば間違いないでしょう。
取説に書いてある数字を頼りにオイルを入れて安心しているようでは、ちょっと “おそまつ君” です。 気をつけましょう。
ワタシの車の 4JX1型エンジンは、冷間時のオイルレベルと暖機終了後のレベルの差が、とても大きいエンジンです。
画像のレベルゲージにはちょうど半分 ( HIGHとLOWの中間 ) のところまでオイルが付いています。 これはエンジン停止後1時間くらいに測った様子です。
暖機終了後には、これがLOWレベルピッタリまで下がります。 かなりの落差です。 乗りはじめの頃は、この落差にビックリしていました。 でもコモンレールのエンジンって、これが普通なんでしょうねぇ
4JX1型エンジンのオイル容量は 約11リットル
4JG2型になると 約8リットル
UBS17という超希少車に乗っている仲間に聞くと、何と! 3.5リットル (軽自動車並み!) しか入っていない。。という話を聞きました。 エンジンそれぞれです。
しかしどんなエンジンでも、冷間時と暖機終了後の2回 オイルレベルを見れば、交換時のオイル量と、使用中のオイルの増減はハッキリ管理できます。
皆さんもやってみてください。
オイル耐久実験 走行4000kmを超えましたが、いったいいつまで絶好調が続くのやら。。
燃費の悪化とオイル減り (オイル消費・オイル下がり) は同時に発生すると思います。
早く結果が見たいものです。
( 再び本末転倒 !)
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kumagoro | クルマ
Posted at
2010/07/31 03:25:42