ディープナスビ号のブログ一覧

写真は実家にいる４匹の兄弟ネコのうちの１匹。

メスで名前はプー。

全身真っ白でロシアン見たいなブルーの瞳。

平成７年生まれのおばあちゃんネコです。

グッスリと気持ち良さそうに寝てるでしょ？？


先日母からメールがあり、このネコが慢性腎不全を患っていると・・・

今年で１６歳。おばあちゃんネコだから仕方ないのかな・・・

あまり長く生きられないとのコトなのでこの前の休みの日に会いに行ってこようかな～って言っておりました。

ですが、ぼうずがインフルエンザにかかってしまったので次の休みに先送りしました。


今朝早くに母からメール。



プーが天国へと旅立ったと・・・・・


間に合わなかった・・・・・


写真はその時の最期の姿。


母が朝、プーに大きな鳴き声で呼ばれたので起きて近寄って抱きかかえると、苦しそうに息をしているプーの姿があったようだ。

しばらく母に抱かれ、最後は静かに息をひきとったと・・・

１６年間一番世話をしていた母に抱かれて最期を迎え、プーも良かったと思う。

他の３匹の兄弟ネコもあまり聞かないような声で鳴いていた。

ネコにも何か感じるものがあるのかな？？


今日はぼうずのインフルエンザの為に仕事を休んでいたのですが、だんだんとぼうずの調子も良くなってきたので埋葬するための穴を掘りに行くことにした。

母は出張火葬屋を呼んで火葬してもらうと言っていたが、私はそれに賛成できなかったからだ。

お金がかかるからとかって理由じゃなく、ニュース等で目にした事がある、有料で埋葬を引き受けて山中に遺骨を捨てたとかっていうやつ。アレが頭をよぎった。

全ての業者がそうではないと思うが、中にはこんな悪徳業者も存在している世の中だ。

そんなにヤカラとっては所詮「一匹のネコ」。人の悲しみを理解できるとは到底思えない。

当然だ。そんなヤカラだってビジネスだ。決してボランティアではない。

そんなヤカラにとってはただのネコでも飼い主にとっては大切な家族だ。

だから私はうちのネコをペットとは呼ばない。

理解できないと思われてもいい。それは価値観の違いだ。

その価値観をゴリ押しする気も無い。

だから最後は自分達の手で見送ってあげたかった。


実家に到着し、プーと対面した時にはすっかり冷たくなってしまっていた。

この前会った時には元気だったのにな。

母はとっても悲しんでいた。

当然だろう。１６年間も一緒に生活していたんだ。

私が実家の庭先に掘った深い穴にプーを入れ、家族で土をかけてあげた。

もちろんぼうずも一生懸命かけていた。きっと理解はしていないだろうけど、泥だらけになりながらいっぱいかけていた。

またね、プーちゃん。ゆっくり休んでね。

そう言って見送った。



犬やネコをカンタンに捨てたりする心無い人も世の中には存在する。

でもね？犬やネコだって命があって生きてるんだよ？？

オイラはいつまでも１匹の動物の死に涙を流せる人間でありたいと思っている。

ぼうずにも動物を大切にする気持ちや、死に直面した時には心を痛めて涙を流してあげられる大人になってもらいたいと願っている。

今回の事が何か少しでもぼうずの心に届く物があればいいなと思っている。



プーが１６年間過ごして幸せだったと感じてもらえているだろうか？？と、今はそれが気がかりで仕方ない。

プーはいなくなってしまったが、私たち家族の中ではいつまでも思い出として生き続ける。

オイラはプーのことをずっとずっと忘れない。




最後まで読んでいただきありがとうございました。

長文失礼しました。



・・・この文章を読んでくだらないって思うヤツがいたって俺は別に構わない。

ただ一言コレだけは・・・　


犬やネコはオモチャじゃないんだぞ！