ATF漏れ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ふと気付くとAT上部の窪みにATFが溜まってました(写真の赤○の部分、ホースの下)。
それも結構な量で、赤いプール状態。
漏れている場所を突き止めないとエライ事になりそうなので、ATFを拭き取っては確認、拭き取っては確認を繰り返し・・・。
2
確定したのは、真ん中の赤○のフレアナットと、その隣のボルト(ここからダダ漏れ)、右下の赤○のフレアナットの三箇所。
フレアナットはラジエーターへのINとOUTのパイプなので、増し締めすればいいと判断出来るけど・・・。
もう一箇所のボルトの目的が不明。
何かの調節用だと下手に回せない。
でもこいつが主犯格なので、どうにかしないと。
思い切って取り外して確認してみたら、やっぱりただのボルト・・・。
穴の深さとボルトの長さから考えても、何かの機能を担っているとは思えない。
なので、シールテープを巻いて締め直し。
3
上の写真の右下の赤○を別角度から。
このサイズのフレアナットレンチを持ってないので、後の二箇所はダイハツで増し締めをお願いする事に。
謎のボルトの正体も聞きたいし~。
4
ダイハツの回答は、「AT内部の診断をする時のサービスホール」との事。
つまり圧力計とかを挿し込む為の穴で、それを塞いでる単なるボルトと言う事らしい。
だから増し締めしても問題ナシ。
フレアナットの増し締め、ATを綺麗に掃除、ATFを100cc補充してくれて料金は0円。
ありがとうダイハツ!
ATFの漏れもすっかり無くなり、これで一安心。
5
追記。
ボルトの増し締めをした事で、圧力の逃げ場がなくなり、AT本体(ボルトの台座)に穴が開くと言う最悪の事態に・・・。
と言うか、穴はとっくに開いていて、今までは他からも漏れる事で圧力が分散されてただけのような。
目視出来ない程のピンホールなので、突き止めるまでに苦労したけど、間違いなく穴が開いていて、シフトをDに入れるとそこからダダ漏れしている。
何かの部品に穴が開いたのなら交換出来るけど、AT本体からではどうしようもない。
液体パッキンで塞いでダメなら、特殊なパテで塞ぐ予定だけど、それでもダメならもう手放すしかない。
しかし、こんなモンに穴が開くなんて、製造上のミスで薄い部分が出来てたんじゃなかろうか。
YRVのオーナーの皆さん、注意してチェックした方がいいですよ。
6
更に追記。
穴じゃなくてクラックが入っていたと言うか、ぱっくり割れていたと言うのが真相。
テーパーボルトを目一杯締め込んだせいで割れたと思われ。
でもやっぱり、普通は割れる前にネジ山が潰れるんじゃないかと思ったり・・・。
ともあれ、もしここからATFが漏れても、このボルトは絶対に締め込んではいけません(笑)。
それと、シールテープでは完全に止める事ができなかったので、やらない方がいいです。
ディーラーに相談したら、AT乗せ替えしか方法がないと宣告されたので、一時は廃車を覚悟したけど、何とか自力で補修に成功したので、まだまだ乗り続けられそう。
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