
昨日、このブログの内容を書こうと思ったのですが、ウチのにゃんこ1号と丸まっていたら、そのまま爆睡してしまいました(笑)
さて日曜日の夜、ブログを書き終え、録画しておいた今やっているドラマ、ブラッディーマンディを見ながらお酒を飲むことにしました。
つまみを用意しようと思い、冷蔵庫に向かう途中、居間でお袋が、TVをつけっぱなしで、大の字で寝てました・・・
「しょうがないなぁ」と思っていると、どこかで聴いたことある曲が!?
TVに目をやると・・・
「あっ!ジェフ・ベックだ!」
BSハイビジョンで、「ジェフ・ベック」のライブが放送されていました~
始まったばかりなので、これは見なくてはと思い、酒を飲みながら、サウンドに酔いしれました~
ちなみに、写真は、自分の部屋の壁の、「ジェフ・ベック」の1999年に行われたライブのポスターで、自分もこのライブに行ってました~
「ジェフ・ベック」って誰かって?
「ジェフ・ベック」は、「ヤードバーズ」の2代目ギタリストで、孤高のギタリストです。

「ヤードバーズ」とは、イギリスのバンドで、「エリック・クラプトン」、「ジェフ・ベック」、「ジミー・ペイジ」の3ギタリストが入れ替わり在籍したバンドです。
1963年結成、1968年解散し、ジミー・ペイジにより「レッド・ツェペリン」の母体となります。
この3ギタリストを世界3大ギタリストと称していました~
写真は、左からクラプトン在籍時、ベック在籍時、ジミー在籍時の全3枚のオリジナルアルバムです。
クラプトン在籍時のアルバムは、ライブアルバムで当時のバンドの中では、優れた演奏技術を持っていたことが聴きとれます。
すでにクラプトンは、スローハンドのニックネームを持っていて、このアルバムの中のメンバー紹介でも、そう呼ばれています。
どんなに複雑なコードでも、スローのように簡単に弾いてしまうことから、このニックネームがついたそうです。
しかし、バンドを大きくするにあたって、よりポップな曲を演ることに危機感を持ち、クラプトンは脱退しました・・・
お金より、音楽性を取ったのです。
そして、その後釜にジェフ・ベックが入り、ジミー・ペイジと、当時画期的だったツインリードギターだった時期もあります。
このバンドの代表曲「トレイン・ケプト・ア・ローリン」は、今もロックのスタンダード曲ですね。
「エアロスミス」もセカンドアルバムで、カバーしています。
そういえば、映画の方かドラマの方か覚えていませんが、「チームバチスタの栄光」の中で、手術前のおじさんが、演奏していたのが、歌詞は違いますが、この曲ですね。
もっとカッコイイ曲なのに、ダサくされてしまって、好きな曲だけに、ガッカリしました・・・
さて、ジェフ・ベックは、気性が荒いのか(健康上の理由となってますが)、1966年、ヤードバーズのアメリカツアーの最中に脱退しました。

そして、1968年、第一期「ジェフ・ベックグループ」を結成、写真の2枚のアルバムをつくりました。
このグループには、まだ無名だった「ロッド・スチュワート」がヴォーカル、「ロン・ウッド」がベースをやっています。
左のファーストアルバムの中で、ウィーリー・ディクソン作のブルース「ユー・シュック・ミー」が収録されてますが、同年発売のレッド・ツェペリンのファーストアルバムの中にも、同じ曲が収録されています。
聴き比べてみるのも、楽しいですね。

さて、第一期ジェフ・ベックグループが解散後、幾つかの音楽活動や第二期ジェフ・ベックグループを経て、1975年、写真左の「ブロウ・バイ・ブロウ」を発表しました。
このアルバムは、全曲インストゥルメンタルで、自由自在にギターを操っていて、ジェフにとって初の全米№1アルバムとなり、ソロイストとしての地位を確立しました。
そういえば、ウチの近所のスーパーの店内のBGMで、このアルバムの曲がかかっていて、1人でニヤニヤしていたのを思い出しました~
そして、写真の右側は、3枚組のジェフ・ベック・アンソロジー「ベッコロジー」です。
このアルバムには、ヤードバーズ時代から1998年までの、ジェフ・ベックのベストな曲を収録しています。
映画の「メジャー・リーグ」でおなじみの、「ワイルド・シング」も演っていますね~
これからジェフ・ベックを聴いてみようという方には、おすすめです。
ジェフ・ベックは、自分の好きなギタリストであり、現在も精力的に活動を続けています~
これからも、ギター一本で、素晴らしい曲を創っていってほしいです。
Posted at 2010/02/03 01:52:31 | |
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