
日付が変わってからの更新となりました~
昨日は、宇都宮に行って、結婚式に出席してきました!
とても良い結婚式で、素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
2次会も楽しかった♪
昨日は、飲んでなかったのですが、今日の朝は、起きるのが嫌になって、寝ていたかったです(笑)
もう1日休みが欲しかった(笑)
そして・・・昨日、家に帰ってきたら更新しようと思っていた艦船模型完成のブログも更新せず、寝てしまいました・・・
なので、今日のブログは、艦船模型の内容になります~
艦船模型ファンや、過去に艦船模型を作った事がある方以外には、あまり興味が湧かない内容になります。
先週の金曜日、ようやく、かっつん造船所で、松型駆逐艦のネームシップ「松」が完成しました~!

使用したキットは、1/700 タミヤ ウォーターラインシリーズ 日本駆逐艦「松」
簡単に、駆逐艦「松」について書きます~
日本海軍は、日露戦争以来、艦隊同士、艦と艦が見える距離での潰し合い、艦隊決戦を想定し、軍備を整えていました。
そして、艦隊決戦の為に、高性能の駆逐艦を多数建造していました。
日中戦争がはじまり、米国の支援を受けていた中華民国政府の軍が敗退を繰り返すと、それまで静観し、不介入であった米国との外交関係が悪化していきます。
戦前は、米国の日本大使館の駐在大使は、海軍士官が務める事になっており、日本と米国との国力の差から、米国との戦争は避けるべきとの意見があり、戦争回避への交渉をしていました。
しかし、戦争回避への交渉は決裂し、日本は石油の輸入を禁止されてしまいました。
知っての通り、日本は石油が取れない国、このまま今まで通り、経済活動を続けていくと、1年以内に石油の備蓄は底をつき、明治維新前の生活に逆戻りという事になってしまう。
戦わなくても、どちらにしても滅びる。
そして、初戦で米国を叩き、その当時、欧米列強の植民地だった東南アジアの豊富な資源を安定的に供給できるようにした後、日本の余力を残した状態で早期和平するという計画を立てて、太平洋戦争に突入していきます。
初戦は日本の圧勝で、東南アジアの豊富な資源を確保することが出来ましたが、シーレーン(海上交通路)をどう守るかが課題となりました。
現在においても、シーレーンをどう守るか、これは重要な事で、東南アジア諸国地域の安定が大事になっております。
話しがそれました。
それまで艦隊決戦を想定して作られた駆逐艦は、艦隊戦では、おそらく世界最強、しかし、輸送船を護衛したり、対潜警戒、対空戦闘を行うには不向きでした。
また、ミッドウェー海戦による敗北によって、早期和平への道が閉ざされ、戦争は消耗戦に突入していき、護衛任務に適し、短期間で建造できる艦が必要になりました。
そして、「松」をネームシップとする、戦時量産型の駆逐艦が誕生しました。
「松」は、昭和19年(1944年)4月28日、舞鶴工廠で竣工、第十一水雷戦隊に編入され、慣熟訓練後、6月29日、硫黄島への輸送作戦の為、横須賀を出港、無事に輸送任務を終え、7月2日に帰投。
帰投後、横須賀鎮守府部隊に編入され、7月15日、松型駆逐艦4隻で第四十三駆逐隊が設立されます。
7月29日、「松」は、第二護衛船団の旗艦として、父島に陸軍部隊を輸送する第4804船団を率いて、館山を出港しました。
父島に無事に物資を陸揚後、8月4日、横須賀に向けて父島を出港しましたが、小笠原爆撃に飛来したアメリカ第38任務部隊に発見され、3回にわたる激しい攻撃を受けてしまい、第4804船団は商船の大半を失ってしまいます。
「松」は、残りの船団を率いて、横須賀を目指しますが、第38任務部隊から派遣された、軽巡洋艦3隻、駆逐艦12隻の追撃を受けてしまいます。
鈍足の商船では、逃げ切る事は出来ないと判断した「松」は、残った船団に日本を目指すように命令した後、船団を逃すために、ただ一艦反転し、敵艦隊に突撃し、8月4日夜、波間に没しました。

さて、完成した「松」の写真です。
まず、フラッシュをつけて撮影してみました。

良く出来ているように見えますが、結構、粗があったりします。また、2回ほどマストを壊してしまって、直しているのですが、そのたびに曲がって行ってしまいました・・・。オーバースケールな部分もあったりします~

フラッシュを使うと、白っぽくなってしまう部分もありますね。
次は、フラッシュを使わずに、デスクライトと照明の明るさだけで撮影。

デスクライトと照明だけの方が、影の付き方とかが自然で、引き締まった感じになるような?
でも、フラッシュをつけた方が、粗は目立たなくなるような・・・
どちらが良いのか、迷う所ですね~
今回の「松」は、15年ぶりくらいに作った艦船模型、しかも初めてやる精密な工作で、物凄く時間がかかってしまいました。
また、良く出来ているように見えますが、いろいろな部分に粗があったりします。
推測して作った部分もあり、正確な艦船模型を製作して、販売している方の物と比べると、ホント未熟な部分が多いです。
次は、「秋雲」1943を作る予定ですが、もっと精密に、正確に、そして作業時間を短縮できるように、作って行きたいと思います。
最後に、制作にあたって、参考にした資料です。
○ 図解 日本の駆逐艦 雑誌「丸」編集部編
○ 艦船模型スペシャル №37 日本海軍 駆逐艦の系譜・4
○ 日本海軍艦艇写真集・・・18 駆逐艦 秋月型・松型・橘型・睦月型・神風型・峯風型
さて、ブログを書いていたらもう明け方になってしまいました・・・
編集に時間がかかりすぎた(汗)
少しでも寝ないとマズイ・・・
おやすみなさい~