
ジュネーブショーにて登場するのか??しないのか??と噂されているF54ミニクラブマン。
Cセグメントにアップグレードされ、更にxDriveモデルも追加されるとあって、個人的にもとても注目している一台です。
そんなタイミングを前にしてからなのか、 意図的とも思えるスクープ写真が出回ってきてますね。
http://www.worldcarfans.com/115021789011/2016-mini-clubman-spied-with-less-disguise/photos
http://www.automobilemag.com/features/news/1501-mini-cooper-clubman-spied-with-less-camouflage/
限られたサイズの中で大きな2リッターエンジンを収めなければならないハッチバックなミニでは、どうしてもデザイン的な違和感を拭いきれないのとは対照的に、クラブマンのスクープ写真を見て「こっちの方がデザイン的にバランスがいいよね」って感じました。プレミアム感漂う佇まいといい、他では絶対に真似できない独創的なデザインがとても格好いいです。
ちょっと意地悪な見方をすると、2リッターエンジンを収めるにはCセグメントサイズくらいの余裕がないとMINIらしいデザインとして成立させるのは難しいことを自ら証明してしまったとも受け取れてしまいますね。今ひとつパッとしない3代目ミニハッチバックが3気筒エンジンのみという前提でデザインされていたとしたら、、、もっと魅力的なデザインに仕上がっていたのではないかと思いたくなってしまいます。Bセグメントに大きな2リッターエンジンはやっぱり必要ないんじゃないかな。
昨年登場したコンセプトカーの全幅が大き過ぎると話題になったのも記憶に新しいところですが、スクープ写真で簡易的にチェックしてみたのが下の画像です。
写真中の赤枠は、幅:1790mm・高さ1450mm と仮定した比率で囲んでみたものです。
全高が大きく変わる可能性は低いでしょうから、昨年のコンセプトカーよりも現実的な1800mm以下の全幅に収まっている可能性が高いかもしれません。
そうなってくると、実用車として気になる懸念材料は回転半径がどれ位なのかということです。現行クロスオーバーの5.8m(ゴルフオールトラックは5.2m)のように大きくては話にならないので、R55クラブマンの5.5mに収まってくれれば実用車候補として急浮上となる魅力を感じさせます。
アクティブツアラーのFF・xDrive共に回転半径が5.5mとのことなので、そのままクラブマンにも反映されるのを期待したいですね。
実用車欲しいランキング暫定トップのゴルフオールトラックと比較すると積載容量で劣るのは致し方ないところではありますが、ペニンシュラ仕様のクラブマンのように、スプリットドア(観音開きのリアドア)の利点を活かして長いルーフを目一杯有効活用するというアプローチも楽しそうです。
↓F54クラブマンのルーフレールはクロスオーバーのようなダイレクトルーフレールが採用される模様。動画のようにルーフラックを比較的簡単に脱着できるのは便利ですね。ハッチドアが邪魔することがないクラブマン故に長いルーフ目一杯使って大きなルーフボックを組み合わせて使うなんて夢が広がります。
↓ガレージの天井に釣り上げて置いておけるのは便利ですね。
BMWのMモデルもAWD採用を検討しているように、AWDは特別なものではなく当たり前の装備になりつつあるのかもしれません。ガソリン及びディーゼルの2リッターターボなxDriveに早く乗ってみたいです。
グランツーリスモに登場して最近話題の『MINI CLUBMAN VISION GT』は絵空事では終わらず、ゴルフR・RS3やA45AMGの土俵に上がってくるモデルの予兆なのかもしれません。
Posted at 2015/03/03 19:00:38 | |
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