ＭＣ Corseのブログ一覧

なぜケンブロックのショーがあんなにも短かったのだろう。定点旋回ばかりで冷気を取り込めず、あれで限界だったのだろうか。確かに走り終わるとすぐにクルーがボンネットを開けていた。連続走行など念頭にないマシンセッティングには間違いないだろうが。過去に行われたデモランを思い返しても、ジジガリなんか飽きるほど回っていていたし、マキネンのような鋭い切れ味もない。やはりｙｏｕｔｕｂｅを見ての期待が大きすぎたのかもしれない。

出走時間は18時１５分。１時間半前に出向き、コーナー出口の最前列をゲット。いよいよ来るぞと期待が高まった瞬間、悪夢のリバーススタート。久々の出来事に唖然。私は敬虔なラリー信者ではないので、プライベーターの走りなど全く見たくありません。待ちに待ってＷＲカーが来るころには19
時半を回り、あたりは薄暗く。とうとうヘッドライトまで点灯。まあそれもカッコいいのですが。おかげで夕暮れのリスボン観光の計画は丸つぶれ。タダだから見たくないもの見せられても文句は言えません。

ローブ、ぺターのいないＷＲＣ、航空券は持っていたものの行こうか行くまいか最後まで悩みました。でも行って大正解、このコースはスーパーＳＳ数あれど、世界一美しいと思います。２台時差スタートの3周、ドイツのパクリのような気がしますが、3回も目の前を通るので大満足。この写真はヒルボネン。シトロエンのヒルボネンとソルド、なぜにこんなに走りが地味というか迫力が無のだろう、ローブ不在の重圧を感じすぎか。車のセッティングなのかな。

私のモンテのイメージは、チュリニでもシステロンでもセントボネットでもなく、こんな感じです。２００７年のポスターのようなイメージで撮れました。今回のモンテは本当に寒かったです。スウェーデンだって行っているんだから、モンテくらいどってことないとナメてました。シェイクダウンもワークス２走、ＬＥＧ1もＬＥＧ2も朝のＳＳ１本でホテルへ退散、ホテルに居た時間が本当に長い旅でした。でも幸いだったのは、持参したチェーンを巻かずに済んだこと。幹線道路をそれた後は、南斜面からアプローチできる場所を練りに練りましたから。でも、やっぱりモンテは最高！

こんなに近寄れるのもモンテならでは。私、へばりついたバンクから滑ったらひかれてしまいます。フランス、カタルニアの警備の厳しさにストレスたまりまくりだったため、久々の発散。このシーン、ローブは結構インを攻めています。でも相当滑りやすいのかノロノロ、私の雪道運転とそう変わらない感じ。過去の、雪のモンテ映像を見ると止まりそうな速度で走っているシーンがよくあります。最近は雪のモンテにならないので、いいものを見せてもらいました。