
こんばんは。そしてお久しぶりです。
先月の東日本大震災から1カ月が経ちました。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は地震発生当時は自宅にいて、さすがに耐えられない揺れだったので、家から飛び出しました。
幸いにも家族も友人も命は無事です。(車が流された方は知り合いにいましたが…)
家も亀裂は入りましたが、倒壊は免れました。(築24年なので…)
私の自宅近辺は震度6弱って言ってますが、あれは震度7はあったように感じます。
しかも、余震等も含め、14時46分から3分間は揺れていたように思います。
もちろん停電、断水、ガス供給停止のライフライン全滅になり、自宅でお風呂入れるようになるまで1カ月近くかかりました。ちなみに一番遅く回復したのはガスで、4月7日でした。
今回の震災で本当にライフラインの有難みを改めて知りました。スイッチ付ければ、電気、コンロに火がつく。水道ひねれば水がでる。これは当たり前と思ってはいけません。暖かいご飯がどんなにおいしかったか。給水車に水をもらいに行かなくても自宅で出る幸せ。電灯があるところで本が読める。これってすごいんだ!って思いました。だからこそいま自宅では節電節水を家族で実行しています。
そして、4月7日は夜に震度6弱がありましたし…。
地震になれてしまった自分が恐ろしいです。揺れてても、「あ~これは震度4だな~」くらい冷静ですw
スーパーやガソリンも一時期は4~5時間並び、とくにスーパーに並ぶ人数はゆうに500人は超えてたように思います。
いまでは普通に買い物に行けますし、ガソリンも入れられます。ただ、強い余震が来ると、「また商品入荷が止まるのではないか。」という消費者心理が働くのか、一部の人がスーパーに並びます。そんなにパニックならなくてもいいと思うのですが。
実際、テレビで「頑張ろう!」と多くの芸能人等が言ってますが、あれは家も車も家族も何もかも失った人たちにしたら「どこから頑張ればいいの?」って疑問に思うと思います。現にテレビでおばあちゃんが「すべて失った。なにからがんばればいいかわからない。」って言ってました。
被災地の人の気持ちになって考えるということは難しいことです。被災者でなければイメージするしかないですから。僕も津波の被害には遭ってないので、どういう思いなのかは正直わかりません。
でも、被災者ではない人が多くのボランティアや募金、物資提供という形で力を貸してくださっています。本当に感謝です。ガス局も開栓作業に全国から多くの職員の方が来てくださいました。自宅には広島ガスの方がいらっしゃいました。開栓に来ていただいたときは、思わず涙が出てしまいました。東北にお力を貸していただいたみなさんに本当に感謝しています。
私の仕事先も今回の地震で大きな被害が出て、いまだ職場復帰できていないです。天井がすべて落ち、スプリンクラー作動により、すべて水浸しです。ちなみに職場は映画館です。
また隣県の福島県では原発による放射性物質の放出による不安感と、それによる風評被害の話も多く聞きます。ですが、僕は福島を応援します。頻繁に行きますが、素敵なとこです。景色も人も食べ物も。
もちろん東北6県はじめ、北関東も以前のような活気あふれる地域に1日も早く戻れるように、精一杯できることをしていきます。
そして、先日仙台では桜が咲き始め、今日、満開近くを迎えたので写真を撮りに行ってきました。最近買った自転車に乗って。実は…2月に自転車買ってたのです。
徐々にではありますが東北に春は確実にやってきています。少しでも桜を見て被災者の心があたたかくなれたら…僕はそう思います。「被災地以外の方が、すべてのイベントや行動が『自粛!』ではなく、節度ある程度に盛り上がってくれると、被災者の人々も少しは元気をもらえるのかな。」とおもいます。
長くはなりましたが、今回の震災で多くの尊い命が失われてしまいました。そして地震、津波で被害に遭われた地域の皆様に、お見舞い申し上げます。
僕も東北で生まれ、育った生粋の東北人なので、まだ余震等あるかとおもいますが、そちらにも気をつけながら、一緒に東北を元気づけしていきましょう!!
がんばっぺ!東北!
Posted at 2011/04/18 20:33:31 | |
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