
本日、慣らし運転終了後初めて3000~6000rpm付近を使ってストップ&ゴーをすることができました。
まだ、6000rpm以上回すことができていませんが、素晴らしいターボの感触でした。
実は、今までターボ車に乗ったのは、市販車では今回のエボが初めてです。
もう、30年以上前のことですが、1977年にスカイラインジャパン C210型が発売され、「牙を抜かれたGT」といわれながらこの当時スポーツマインドを煽るクルマもそれほどなく、2ドアハードトップの2000GT-Lというクルマに乗りました。
L20E型(ノーマルアスピレーション、インジェクション仕様、たしか130馬力程度のもの)という直列6気筒のエンジンを積んだとっても遅いスカイラインでした。
スカイライン神話と現実のギャップに耐えきれず、当時では珍しい後付けターボ、後付けターボといっても現在のようなキットはなく、わけもわからずKKKの大型タービンを買ってただ取り付けたという代物で、本当の意味でボルトオン!
取り付け直後は、まるで出来の悪いディーゼルエンジンよりも黒いけむりを出して、ノーマル状態よりはるかに遅く、アクセルいっぱいでも40キロ以上でなかったと思いますが・・・とにかく混合気を薄くするしかないと思いつき、あの手この手の末、どこにつけたか忘れましたが、たしか何十円の抵抗を電気パーツ屋で買ってきて混合気を薄めることに成功!
3000rpmを境に、ドッカンと効く、いわゆるドッカンターボが完成しました。
ワインディングでは危なくてターボが効く回転域まで回せず、直線ではボディがバラバラになるのではと思うほどのスピードが出ました。
これもまた、とっても楽しいターボの思い出。
最初のターボと今回のエボターボ、この間はミニクーパーのスーパーチャージャーを除いて、5000ccオーバー、SOHC、DOHC、ボクサー、直4、直6、V6~V12、いろいろありましたが全てノーマルアスピレーションでした。
スーパーチャージャーも過給器ですが全くターボとは違う感覚の代物で、かぎりなくNAに近い、だから、今回初めて本命の過給器の付いたクルマに乗ったということになります。
これまで、クルマはNAに限る!、ターボなんて!、っと言い張ってきました。
でも、今日初めてターボのすばらしさ、「ターボのこころ」が少しわかったような気がしました。
ターボを理解するのに、もう少し時間がかかりそうですが、自分なりに理解しながら自分感覚に近づくターボにしていけたらよいな~と思っています。
Posted at 2009/03/21 22:54:59 |
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