道具と工夫で高精度DIYアライメント!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
まずは今回の主役。
フクダレーザー製のEK459P レーザー墨だし機です。
アマゾンで1万円で買ってきました。
ブラック&デッカーのもうちょい安いやつでも十分です。
選ぶポイントとして、必要なのは水平ラインだけ。
仮にこれでキャンバー計測もするなら垂直ラインも必要です。
次に自動補正。
安くて目に付いたボッシュのクロスラインレーザー、自動補正がロール方向しかなくてNG
ピッチ方向にも補正してくれないとダメです。
私の買ったこの機種だとピッチ・ロールどちらにも、3°までの傾斜を自動補正してくれます。
3°以上の傾斜は足の伸縮で補正可能なので、テキトウな箱とかを台にしても大丈夫です。
2
お次はレーザー墨だし機より大事?なスリッププレートです。
ビニール袋2枚重ね、シール台紙などいろいろやり方はありますが、私はポリプロピレンシートを2枚重ね、間にグリスを塗布してあります。
ようは良く滑りゃなんでもいいのです。
グリスはちょう度チョイ固めのやつが、タイヤの面圧にも押しのけられずにニュルゥっとスライドしてくれますので、手元にあったワコーズのハイマルチグリースでやってます。
ジャバラで2000円するものこんなのに使うなんてもったいない・・・
3
いらないホイールの上にコンパネとスリッププレートを敷いて、その上にクルマを載せます。
スリッププレートに載せると、クルマは手押しでスライドするほどスムーズに動きます。
もともとの地面に傾斜があるとクルマが滑り落ちるかもしれません。
載せる際は気をつけて作業しましょう。
油断してるとホントにクルマ落ちます。
4
テキトウな台にレーザー墨だし機を置いてレーザー照射。
5
コンパネの上にスコヤを立て、レーザーの高さを計測します。
1番高いところを基準とし、低いところには4mmのベニヤ板を足して、4輪の高さを揃えます。
ベニヤ板の追加をするときは当然スリッププレートの上にクルマを置いたまま再度ジャッキアップすることになりますが、これまた危険です。
ジャッキの車輪が転がるよりもスリッププレートのほうが抵抗なく動くからです。
フロントを上げてるとき、後輪が落ちそうなくらい前側にズレてきました。
調整後、4輪の高さのズレは2mm以内にまで詰められました。
6
ココまで来てしまえば、車はほぼ完全な水平です。
このまま下にもぐれるので調整もラクチン。
スリッププレートによってスムーズにタイヤがスライドするので、調整がゲージに即反映されます。
2人でやると、上でメモリ読み上げながら下で調整するので非常に捗ります。
各輪のコンパネ間にアルミのアングルなど渡してやれば、車高なんかも測れそうです。
実際のところ、ここまできっちり水平を出さなくても、ホームセンターの屋上駐車場とかの、そこそこ平らな場所なら実用上問題ないくらいのアライメント調整はできてました。
でもムダに凝りまくって時間かけて作業できるのってプライベーターの特権ですからw
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