
次は、
根小屋城と共に松代方面の地蔵峠を押さえた洗馬城に向かいました。
国牧時代の真田氏の本拠と云う伝説が残っていますが…また真田氏の本城ですか(笑)
真田幸隆以前の真田氏については、不明な事が多いので、此の話は眉唾ですな。
でも、城の南西にある傍陽小学校は、居館跡と云われているので、真田氏ではなくても、横尾氏か曲尾氏の居城だったかもしれませんね。
県道35号線沿いに譽田足玉神社の駐車場らしき空き地があったので、其処を利用させてもらいました。
洗馬城
築城については不明で、横尾氏・曲尾氏、さらには国牧時代の真田氏の居城とも伝えられる。
応仁2年(1468に村上氏が海野氏を攻めた際、史料に現れる「千葉(せんば)城」が此の「洗馬(せば)城」であると考えられている。
い 竪堀

本郭へ向かうには、尾根沿いを歩く事になり、どうやら大手道の模様。
まず現れたのは、東斜面へ落ちて行く堀切。
ろ 堀切

ふたつ目に現れた堀切には、土橋がかかってます。
なかなかキツい上り坂だあ(^▽^;)
は 段郭

此の辺りから、尾根沿いだけではなく、東斜面にも段郭が現れます。
に 石積み

所々ですが、石積みも見られます。
根小屋城を見た後だと、一寸物足りない感じ。
ほ 本郭

本郭は、他の真田の城と同じく、背後の堀切に面した北西に土塁が。
そして、小祠があります…と思いきや、犬小屋!?
何でこんな所にと思ったら、中に登城記録ノートがありました。
麓の小学校向けの様ですが、僕もしっかりと名前を書いておきましたよ〜。
へ 虎口

虎口の部分には凹みがあり、石積みによる補強も見られますが…
一寸此の階段はいただけないなあ。
と 大堀切

本郭背後の大堀切。
此処から本郭へ登るのはまず無理。
上から降りてくるのも結構怖かった(^▽^;)

北西から、大堀切を挟んで本郭を眺める。
此の先は、ほぼ自然地形の緩い登り坂。
見学は大体50分ほどでした。
参考文献:歴史群像シリーズ7 真田戦記
本日は此れ切り。
ブログ一覧 |
信州真田の陣 | 旅行/地域
Posted at
2011/05/20 21:52:04