今日は、地元の映画館が1作品1000円で観られる日なので、久しぶりに映画館へ足を運んできました。
地元に映画館が出来て、観るのが身近になったんですが、逆にキャンペーンで安い日を意識しているうちに上映が終わったりしちゃって…「剣岳」以来ですね。
今回観て来たのは、藤沢周平原作、豊川悦司主演の「必死剣鳥刺し」。
新聞の批評で、殺陣が良いと評価が高かったので、観たくなったんです。
で、結果から云うと、なかなか良かったです(^_^)
全体的に、台詞が少なく、物語もゆっくり流れる感じ。
故に、役者の演技力と同時に、観る者の想像力(理解力)が大事ですね。
注目の殺陣のシーンは、主人公兼見三左ェ門(豊川悦司)と帯屋隼人正(吉川晃司)の対決がカッコいい。
特にカメラアングルで、足の運びを見せてくれるのが、ポイント高し。
此の後、主人公と大勢の乱戦になるのだが、基本的に僕はこう云うのは好きではない。
特に、負傷しながら死にそうで死なない立ち回りは、リアリズムに欠け醒めてしまう。
(大河ドラマでもよくこう云うシーンありますね)
だが、最期の「鳥刺し」は正に必死剣で、主人公の武士の意地が存分に見る事が出来た。
其れと、注目したいのは、関めぐみと池脇千鶴の対照的な女優ふたり。
関めぐみは、藩主の側室連子役で、悪女の役柄。
目鼻立ちがはっきりしていて、一寸昔風に云うとバタ臭い顔つきなので、はっきり云って時代劇向きではない。
併し、逆に其れが悪女らしさにプラスの作用があって、上出来だと思う。
対する池脇千鶴は、主人公の姪里尾役で、時代劇にぴったりの顔つきだと思う。
大河ドラマ風林火山で三条の方でも良かったし、時代劇にはオールマイティーな活躍が出来るのではないだろうか。
トヨエツとの義理の伯父姪での、あのシーンはちょっと吃驚したけどσ(^_^;)
本日は此れ切り。
Posted at 2010/08/01 19:12:16 | |
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