永平寺は曹洞宗大本山、寛元2年(1244年)に道元禅師によって開山されました。正に深山幽谷の地で、大小740の建物が並んでいます。道元禅師は、始め比叡山で修行をし、中国に渡って天童山の如浄禅師について悟りを開きました。日本に帰った後は、京都に道場を作りましたが、越前志比庄の地頭波多野義重の要請を受けて、永平寺を開きました。今も、多数の雲水の方が修行をしています。(参考資料:永平寺パンフレット、福井県の歴史散歩)
永平寺を紹介する写真でよく使われる勅使門です。永平寺は、拝観の時に雲水さんからの説明でもありましたが、文化財と呼ばれる様な立派な伽藍はありません。矢張り此処は、観光気分で来られるより、道元禅師の教えを学ぶ所なのでしょう。
此れは、傘松閣二階大広間の天井絵です。昭和5年、著名な画家144名による230枚の絵が天井絵として描かれています。以前参拝した時は、雲水さんが、冗談まじりに案内してくれましたが、今日はありませんでした。もうやってないのかな?
此処は、七堂伽藍のひとつ、大庫院です。一階には食事を作る典座寮と呼ばれる台所があります。GWと云う事もあって、参拝客が大分いました。余りに人が多いと「俗」な感じがして、テンションが下がりますね。早朝から参拝出来るので、次ぎにお参りする時は、人が少ない朝をねらって行こうと思います。
他にも、一乗谷城、丸岡城、吉崎御坊を予定していたのですが、時間がなくて行けませんでした。いつかまた行ってみたいと思います。
越前紀行はこれ切り。
Posted at 2009/05/12 23:26:19 | |
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