先週の話ですが、ふらりと群馬県中之条町にある四万温泉に行って来ました。
四万川沿いに温泉宿が建ち並び、山深い場所柄もあってなかなか良い雰囲気でした。(温泉街の写真は撮るのを忘れちゃったのでありません。あしからず。)
併し、大人がのんびりするには良いかもしれませんが、うちの娘みたいに小さな子供が遊べる様な所は殆どありませんでした。其んな中、可愛いお堂がありました。
日向薬師堂です。
日向薬師堂:永延3年(989)年頃、源頼光の家臣、碓氷貞光がお経を読んでいた所、「あなたの読経の真心に感心し四万の病気を治す温泉を与えよう、われはこの山神である」と、神のお告げがあり、温泉が湧き出た。其れを祝って、薬師如来を祀ったのが起源とされる。現在の薬師堂は、真田信之が沼田藩主時代に、家臣が武運を願って建てられた物。国重要文化財。 参考文献:中之条町観光協会HP

手前にあるお籠堂。此れは、中之条町重要文化財。
こじんまりとしていて、可愛いお堂ですが、茅葺きで唐様和様の折衷の室町建築の様式を伝える、国の重要文化財です。
所が、由緒書きや記念碑を見ると

国宝と重要文化財、両方が乱立しており、一体どっちなんだと釈然としないまま、日帰り温泉に入って来ました。
後で調べたら、明治に国宝に認定され、昭和になってから法律が改正となって、重要文化財へと格下げ(?)になったようです。紛らわしい。
本日は此れ切り。
Posted at 2009/08/29 23:42:47 | |
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