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りょうさいのブログ一覧

2009年06月29日 イイね!

6月歌舞伎座 おまけ編

歌舞伎を観に行った時のおまけ。

夜の部で、松本幸四郎の孫で、市川染五郎の長男齊君の四代目松本金太郎襲名の初舞台がありました。2階で、其のお祝い品が飾られてたので、パチリ。

金太郎君のサイン


日本画家千住博のお祝いの扇

帰りに晴海通りを歩いていたら、演歌専門?のCDショップの前で熱唱している人が。

杉田淳と云う人が、銀座物語と云う曲を歌ってました。

おやつは、プランタン銀座に寄って、サガパーの山形だだちゃ枝豆白玉あんみつ(名前はうろ覚え)を食べました。

美味しかった~。

本日は此れ切り。
Posted at 2009/06/29 23:03:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2009年06月28日 イイね!

此れで見納め 片岡仁左衛門一世一代女殺油地獄 6月歌舞伎座 後編


後編は、お目当ての仁左衛門一世一代 女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)

<除幕 徳庵堤茶店の場>
野崎観音参拝で賑わう徳庵堤の茶店で、大坂天満の油屋豊嶋屋七左衛門の女房お吉(片岡孝太郎)が、娘のお光(片岡千之助)と一緒に夫を待っている。
其処に、町内で同業の、河内屋の息子与兵衛(片岡仁左衛門)が悪友を従えてやって来る。馴染みの芸妓小菊(片岡秀太郎)が、他の客と野崎参りに来たのを知り、喧嘩を売る為だ。与兵衛を見かけたお吉は、色々と意見をするが、与兵衛は聞く耳持たない。
お吉親子が野崎参りへ行くと、小菊が客の会津の郎九と共に現れる。与兵衛は、小菊に詰め寄り、やがて郎九と喧嘩になり、辺りは大騒ぎ。此の騒ぎの中、与兵衛の投げた泥が、はずみで高槻藩小性頭の小栗八弥(坂東新悟)に当たってしまう。従者の山本右衛門(坂東彌十郎)は、無礼者を咎めようとするが、与兵衛の顔を見て驚く。実は、二人は伯父甥の仲であった。八弥は、此れを見て森右衛門を止め、野崎参りへ行くが、森右衛門は、戻ったら成敗すると息巻く。
おどおどする与兵衛は、野崎参りから帰って来たお吉に助けを求める。話を聞いて、お吉は呆れるが、持ち前の親切心から、茶店へ与兵衛を連れて行き、着物を着替えさせてやる。
やがて、豊嶋屋七左衛門(中村梅玉)が現れ、お光の言葉から、お吉が不義をしているのではと疑い、お吉の良い訳も聞かずに、二人を連れて行ってしまう。
ひとり残った与兵衛も、其の場を後にする。

仁左衛門の花道の登場は、大拍手。自分もそうだが、千秋楽で本当の最後の与兵衛を観に来た客の期待の高さが伺える。
仁左衛門本人は、「年をとっても芸で見せる役ではない」と言っているが、とても65歳とは見えない若さ。威勢は良いが、小心者の見栄っ張りの与兵衛がよく現れている。最後の花道の引っ込みのシーンで、荷馬の鳴き声を八弥の馬と間違え、びくびくする所など、上方歌舞伎ならではのおかしみも多い。

<二幕目 河内屋内の場>
大坂天満の油屋河内屋徳兵衛(中村歌六)は、先代亡き後、後家のおさわ(片岡秀太郎)に婿入りし、跡を継いでいる。其の為、徳兵衛は与兵衛に厳しく出来ず、与兵衛は放蕩の限りを尽くしている。
徳兵衛とおさわの娘おかち(中村梅枝)は、病気に臥せっており、其処へ法印が病気平癒の為にやって来る。加持祈祷が始まると、おかちが神懸かりとなり、「与兵衛に跡を継がせる様に」と、口走る。与兵衛は、徳兵衛に店を継がせる様に話すが、徳兵衛は、おかちに婿養子を取ると言い出し、与兵衛は徳兵衛を足蹴にする。おかちが止めに入り、先程の神懸かりはウソであったと告げると、今度はおかちにも暴力を振るいだす。
其処へ、おさわが帰って来て、勘当を迫ると与兵衛は実母さえも、棒で打ち据える。たまりかねた徳兵衛が、棒を取り上げ、与兵衛に折檻し、おかちの婿養子の件も構成してもらう為の方便であったと涙を流す。
おさわが改めて、勘当を告げると、与兵衛は自棄になって河内屋を飛び出してしまう。其の後ろ姿を見て、徳兵衛は、先代に生き写しの与兵衛が、先代を追い出しているようで忍びないと泣き伏す。

此の幕は、まるで現代のホームドラマを見ているようだ。家庭内暴力、親の心子知らず。与兵衛の柱にもたれたり、頬杖をついて寝そべるシーンなどは、仁左衛門が作り出した型のようだが、甘ったれでわがままのボンボンを強調している。

<三幕目 豊嶋屋油店の場>
五月の節句の前夜、豊嶋屋では七左衛門に代わり、お吉が店番をしている。
其処へ、与兵衛が訪ねようとすると、借金取りから、明朝までの返金と、出来なければ徳兵衛の印判を無断で使用した事をばらすと迫られる。其の時、徳兵衛が現れたので、与兵衛は身を隠す。
徳兵衛は、お吉に与兵衛が豊嶋屋を訪ねて来たら、更生して家に帰る様に諭して欲しいと頼み、銭も渡して欲しいとお願いする。其処へおさわも現れ、徳兵衛に意見するが、はずみで与兵衛に渡そうとしていた銭とちまきを落とす。おさわも心は、徳兵衛と同じで二人は涙を流す。其れを見たお吉も感じ入り、一切に応じ、二人は帰って行く。
外で話しを聞いていた与兵衛は、お吉を訪ね、涙を流して銭を受け取る。併し、借金の額には足りず、お吉に金を借りようとするが、お吉は先日の件で夫から不義を疑われたと、貸してくれない。
「いっそ不義になって貸して下され」と、与兵衛はお吉に迫るが、声を出して騒ぐと断られる。無理と悟った与兵衛は、油を売って欲しいとお吉を騙し、油まみれになりながら殺してしまう。
そして、銭を奪った与兵衛は、豊嶋屋から去って行く。

与兵衛が、お吉を訪ねるまでは二幕目からの続きで、涙を誘う場面。漫画やテレビドラマであれば、此処で改心し、めでたしめでたしとなる所だが、そうは行かない。
「いっそ不義になって貸して下され」の台詞から、エロス殺戮のクライマックスに突入する。(お吉は、27歳の豊満な人妻と云う設定だそうで、此処ら辺からもうエロスだ)
油にまみれ(実際はフノリ)、だんまりの中での立ち廻りは、鳥肌が立った。孝太郎のお吉は、荷が重いかと思ったが、髪の毛がほどけ、帯がはがされて殺されてしまうシーンは、エロス其の物だった。
与兵衛が我に返り、動顛する所もリアル。脇差から指が放れず、やっとはがして鞘に戻そうとしても、体が震えて入らない。与兵衛は、根っからの悪党なのではなく、ただの小心者の小悪党なのだ。銭を奪って行く時も、お吉の赤ん坊の泣き声に怯えている。
最後に、花道の七三で転んだ後、揚幕へと消えて行くのだが、幕が閉まっても拍手が鳴り止まなかった。僕もカーテンコールを期待して、ずっと拍手をしていたが、結局現れず。
与兵衛のお吉殺しの場面は、動作のひとつひとつが目に焼きについている。一生忘れる事は無いであろう名場面であった。

本日は此れ切り。
Posted at 2009/06/28 23:34:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歌舞伎 | 趣味
2009年06月27日 イイね!

粒揃い 6月歌舞伎座 前編 

粒揃い 6月歌舞伎座 前編 本日、千秋楽を迎えた歌舞伎座、6月大歌舞伎に行ってきました。

正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
曽我狂言を元にした長唄舞踊。父の敵を討とうと曽我五郎時致(尾上松緑)は、鎧を持って駆け出そうとする。其れを妹の舞鶴(中村魁春)が草摺を持って止めようとする。
久し振りに松緑を観たが、此れこそ歌舞伎と云う出来。恰幅のいい体に隈取りがよく似合う。流石、藤間流家元だけあって踊りも巧い。

双蝶々曲輪日記 角力場(ふたつちょうちょうくるわにっき すもうば)
人気力士濡髪長五郎(松本幸四郎)は、素人上がりの放駒長吉(中村吉右衛門)に負けてしまう。実は、二人の贔屓筋が、遊女吾妻(中村芝雀)を取り合う仲。濡髪は、山崎屋与五郎(市川染五郎)の為にわざと負けたのであった。濡髪は、放駒に吾妻の事を譲ってくれと頼むが、承知しない。遺恨を残した二人は、後日、雌雄を決しようとその場を後にする。
幸四郎、吉右衛門の兄弟を一狂言の中で観るのは、初めて。幸四郎の濡髪は、殆ど動きの無い役だが、関取らしいズッスリとした存在感。勿論、口跡も良い。対する吉右衛門は、若々しさあふれる放駒。終盤の重厚な濡髪と、粋の良い放駒の二人の対比が面白い。
染五郎の山崎屋与五郎も、ニンに合っていて、笑いを誘う。

蝶の道行(ちょうのみちゆき)
武智鉄二構成・演出による舞踊。相思相愛にある助国(中村梅玉)と、小槙(中村福助)は、実は家同士が遺恨のある仲。二人はお互いの家の忠義の為に殺されてしまい、蝶と化す。
僕は、舞踊の中でも女形の踊りが好き。芝居以上に女性らしい所作を観る事が出来るから。おかげで昨今の時代劇を見ると、全く所作が出来てない女優に腹がたって仕様がない。
肝心の内容はと云うと、劇評家の渡辺保氏に云わせると「再考すべき」演出だそうだ。確かに、巨大な花の美術や悶えるシーンのライトは、云われてみれば違和感がある。

大切りの女殺油地獄は後編にて。

本日は此れ切り。


Posted at 2009/06/28 00:12:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歌舞伎 | 趣味
2009年06月26日 イイね!

こきりこづくし

こきりこづくしまた、富山へ出張で行って、今日帰ってきました。
此れは、2歳の娘へのお土産です。

う~ん、しぶい!

本日は此れ切り。
Posted at 2009/06/26 22:52:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | ショッピング
2009年06月22日 イイね!

予選重量で優勝は決まっていたイギリスGP

イギリスGPの感想

・レッドブルの圧勝
気温の低さも相まって、レッドブルのワンツーフィニッシュ。予選のQ3で、一番重量が重くて、ポールを取ったベッテルは、レースが始まる前に既に勝っていた。敗れたバトンは、6位で被害を最小限に留められた所かな。

・Q3の軽いマシンは後手後手?
予選5位の中島一貴。やるじゃんと思ったら、マシン重量が一番軽い。オープニングラップで4位に上がっても、タイヤ交換以降は、ライバルは搭載燃料が分かっている為、後手後手になって結局11位。同様に軽かったライコネンも、オープニングラップ5位から8位フィニッシュ(結果として、予選よりひとつ順位を上げたが)。第1スティントが短いと、戦略の幅が狭くて不利になっちゃいますねえ。

・今後の勝敗はタイヤ次第?
CSの解説で云ってましたけど、気温が高いとブラウンGP、低いとレッドブルがタイヤの相性からして有利との事です。バトンのワールドチャンピオンを遅らせる為にも、ベッテル君頑張ってくれ!

・本日は此れ切り。
Posted at 2009/06/22 08:09:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | スポーツ

プロフィール

「最近、みん友の皆さんにコメント出来なくてごめんなさいm(_ _)m」
何シテル?   07/21 22:46
車のサイトなのに、車ネタはあんまりありません(^▽^;) 最近は、中世城郭(江戸時代の城は其れほど興味ない)を中心とした史跡巡りのブログがメインになりつつあり...
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