
一昨日の話ですが、カミさんと久しぶりに地元の映画館で映画を観てきました。
僕の事ですんで、ご多分に漏れず時代劇(^_^;)
冲方丁原作、岡田准一主演の「天地明察」です。
主人公の安井算哲(後の渋川春海)が、中国の暦のズレを指摘し、様々な困難や妨害を乗り越えながらも、日本独自の暦を作っていくと云う話。
2時間半ほどの映画でしたが、意外とダレることなく、一気に見ることが出来ました。
けど、其の分ストーリーに山が無く、単調な感じも。
天文の話だけど、特に難しいって云う事は無かったですね。
最初から陽気な感じで物語が進んで、後半になって段々とシリアスな内容へ。
特に前半の北極出地の、明るい雰囲気が良かったなあ。
主演の岡田准一の演技は、無難。
可も無く不可も無く。
(話はずれるけど、再来年の大河ドラマで主人公の黒田官兵衛を演じるって、決まったそうな。個人的には期待してない。)
脇では、関孝和を演じた猿之助が○。
猿之助は、此の手の変わり者を演じると非常にうまい。
×な所は、宮﨑あおい演じるえんとの夫婦愛が中途半端。
(此の辺と所は、原作ではしっかりと書かれているらしい。原作は読みたいとは思わないけど。)
なので、ラストでわざわざ京にえんが来て、抱き合うと云うシーンは、現代的過ぎ、あざと過ぎで要らない。
其れと、小さな突っ込みだけど、江戸時代なのに「あります言葉」を使うと云うのは、時代考証として変。
まあ、色々と書いてみたけど、其れなりに楽しかったです。
本日は此れ切り。
Posted at 2012/10/10 22:56:29 | |
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