2013年08月16日
先日のブログで、“ホンダの次期GT500用エンジンは、2.2リッターV6直噴ターボエンジンでは?”などと勝手に予想しましたが、今日遂にその概要が発表されました。
以下記事を掲載します。
『ホンダは2014年のスーパーGTシリーズ(GT500クラス)に参戦予定の“NSXコンセプトGT”を初公開した。
同モデルは、2012年デトロイトショーで披露された新型“NSXコンセプト”をベースとしたレース専用車両だ。
NSXコンセプトGTは、2014年のGT500車両規則に準拠する設計となっている。
パワートレインは、レース専用に新開発した2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンをベースとするレーシングハイブリッドシステムを搭載している。』
結局トヨタ(レクサス)と同じ2リッター直4直噴ターボなんですが、注目はやはりレーシングハイブリッドである点でしょう。
現在GT300クラスでは、CR-Zやプリウスなどハイブリッド車が、昨年まで強かった欧州勢に対し優位に立っており、ホンダとしては“柳の下の二匹目のどぜう”を狙っているんでしょう。
それとこのNSXコンセプトGTは、ミドシップレイアウトということも特筆されます。
対するトヨタはこのLF-CCコンセプトモデルで対抗するということで、(発表はされていませんが)同じくハイブリッドシステムを組んでくる可能性が大です(とまたもや勝手に予想です)。
NSXコンセプトGTがアウディR8似、LF-CCコンセプトモデルはベンツC63AMG似、に見えるのは私だけ?
そう言えば来年の日産は?
今のところ来年もGT-Rのままみたいですが、エンジンはどうするんでしょうねぇ・・・
Posted at 2013/08/16 21:26:22 | |
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モータースポーツ | 日記
2013年08月11日
今日は休日当番で、午後からは特にすることがないので、自室に籠ってパソコン弄りです。
さてこの写真は、つい先ごろホンダから発表された2.2リッターV6直噴ターボエンジンです。
以下、ニュースを引用します。
“ホンダの米国法人、アメリカンホンダのモータースポーツ部門、HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)は8月7日、2014年シーズンの耐久レースの最高峰、LMP1クラス参戦チームに向けて、新型V6ターボエンジンを供給すると発表した。
この新型V6ターボエンジンは、「HR22T」型と命名。排気量2.2リットルの直噴V型6気筒ガソリンターボエンジンだ。2012年シーズン以降、ホンダがインディカーシリーズに投入しているエンジンをベースに開発された。
ホンダはこれまで、WEC(世界耐久選手権)とALMS(アメリカンルマンシリーズ)の参戦チームに、「LM」型と呼ばれる自然吸気のV8エンジンを供給してきた。2014年シーズンから導入される新レギュレーションに対応し、ホンダはHR22Tエンジンに切り替える。”
ここまではフムフムなんですが、じゃあ2015年からマクラーレンに供給予定の1.6リッターV6直噴ターボエンジンとの関係は?と考えてしまいます。
この写真を見ると、ターボチャージャーの位置がちょっと変わった所にありますが、しかしこれはまさに2014年以降のF1のレギュレーション(エンジンのクランク軸とタービン軸が平行でなければならない)に合致しているんです。
(F1の場合は、ターボチャージャーにERSが装着されます。)
だったら結局F1用エンジンとWEC、ALMS用(そして恐らくSuper GTにも)エンジンは、ほぼ同じフォーマットで作られるってことでしょうか?
エンジンに求められる性格がかなり異なるので、これはなかなか容易ではないぞ!と感じざるを得ません。
その点トヨタは当面F1とは関わりはないので、簡潔明瞭に2リッター直4直噴ターボエンジンをSF用に開発し、更にこれをSuper GTにも流用すると明言しています。
直4とV6、はっきりとした優劣は付けられないとは思いますが、少なくとも後者に関してはバンク挟み角を何度にするか?が問題になりそうなので、シャーシ設計で自由度が高そうな直4に分があると私は考えます。
ちなみにホンダはGT300はNA+ハイブリッド、GT500はターボなんて考えているのでしょうか?
それと当然V6は来年度のSFのフォーマットには合致しませんから、ホンダがSF用(だけ)に直4エンジンを別個に開発しない限り、結局来年度のSFはダラーラのシャーシにトヨタのエンジン、というワンメイク状態になってしまいそうです。
イーブンコンディションという意味では公平そのものですが、私のようなちょいメカヲタクは若干興味が削がれます。
ホンダがV6と直4の両方を同時に開発することは不可能だと思いますが、さて・・・で思い出したのが、WTCC用の1.6リッター直4直噴ターボエンジンがありました!
これを2リッターにアップして、SF用として使う可能性が考えられますね。
Posted at 2013/08/11 15:31:46 | |
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モータースポーツ | クルマ
2011年11月06日
今日は予定外の日直で、職場の自室からブログアップです。
前々回のブログ“東京プチ漫遊記”の中で、ゆりかもめから見えた写真をD1グランプリだと言いましたが、これは全くの間違いで、正しくは“MOTOR SPORT JAPAN FESTIVAL 2011”でした。
確かめもせず、軽々しく断定して書き込んだことを、大変反省しております。
さてこのイベントの目的は、“日本のモータースポーツ文化の発展と継承”だそうです。
確かに以前に比べ、日本のモータースポーツってちょっと元気がないな、と感じている方は多いと思います。
勿論私もその中の1人です。
バブルの頃のような金に糸目をつけない派手な活動も、モータースポーツの一面であることを否定しません。
(F1がその最たる例でしょうね。)
でもモータースポーツの原点は、我々のような一般ドライバーが気軽に参加出来るようなイベント等、草の根的でかつ裾野の広い活動であって、その活動を地道に続けることにより、広く一般的に認知され盛り上がっていくものだと確信しております。
(これについても異論を挟む方はほとんどいらっしゃらないかと・・・)
何せ日本のモータースポーツは半世紀以上の伝統があります。
ヨーロッパやアメリカには劣るかもしれませんが、さりとてこれを衰退させることは忍びないです。
F1での例を上げれば、アジアではシンガーポールや中国、韓国、果てはインドまでグランプリが開催されるようになり、アジア全体にモータースポーツの裾野が広がっているように見えます。
ではそれらの国々に一般市民レベルのモータースポーツ活動はあるのでしょうか?
その答えは恐らく“No”でしょう。
要するにグランプリはあくまで“Show Business”の要素が大きく、グランプリレースによってモータースポーツの裾野が広がるとは思えません。
(勿論裾野の拡大には、経済的側面など他の要素が関係すのは、言うまでもありませんが・・・)
こんなことを(Twitterではないのに)呟くのも、結局中国や韓国がモータースポーツの分野でもどんどん発展して、日本を追い越すのではないか?という不安感から生じた、“モータースポーツ愛国心”とか“モータースポーツ民族主義”と言えるような、ケチな島国根性のなせる技なんでしょうね。
さて、そのモータースポーツの裾野拡大の微々たる活動の一つに、私の職場のクルマ好きが中心になって開催する、徳島県の阿讃サーキットでの走行会があります。
第1回は去る9月25日に開催し、狭いながらも思い切りスポーツ走行を楽しんだ次第です。
(その時の様子はこのブログを参照して下さい。)
で今年の2回目は、今月27日(日曜日)の午前中です。
何でもありのチョーアットホームな走行会なので(次回はついに日産フーガ350がデビュー予定)、もし興味のある方は私宛にメッセージを送って下さいな。
Posted at 2011/11/06 16:21:49 | |
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モータースポーツ | 日記