おっと、ようこそナイショのブログへ。
久々のシークレット更新です。2014年の5月某日に書いてます。
えー、ということで基本的にほとんど人に見られないことを前提に、記事を記しますがねー。
いや なんでこんなことをするかっていいますと、例えばクルマの試乗記とかって、得てしてエラそうな感じになったり、気に入って乗ってるオーナーさんにも気を遣うし、まあ何といいますか・・・
要はボクが小心者だってだけですw
でも言いたい、みたいな。
というわけで、
拡散はしない方向で。イイネは無しでお願いしますよ。
過激☆
さぁ、そんな感じで始まりましたので、あんまり穏やかな内容でないのは ご推察の通りでありまして・・・
今回は、スプラッシュを降りるにあたっての真実というか、今まであまり触れてこなかった、スプラッシュについて思っていたことをボソボソとやってみます。
クルマのこととかよくわからないボンクラが勝手なことを言っているだけですので、ご容赦のほどを。
えーと、ではまず購入に至る経緯から行きますか。
2011年11月23日に、‘初代でる’こと愛車SX4を失ったボクは、兎にも角にも、心の支えを探していました。あ、心の支えとなる「クルマ」ですね。
当時のブログなどを読み返すと、候補はざっとスプラッシュ、72スイフト、グラプン、プントⅡ、トゥインゴⅡ、ルーテシアⅡ、206、C2あたりだったようです。
このうち現実的だったのは、スイフトとスプラッシュ、そして憧れのグラプン。
ただグラプンは
リアハッチ問題がありまして、それが解消された2009年式以降を狙っていたわけですが、それを購入するには、急だったのでちょっと資金が・・・
そこでスイフトとスプラッシュで、結局スペアタイヤが積んであること、サイドエアバッグ・ESP・欧州仕込みの足回り・そして価格の面から、ほとんど消去法に近い形でスプラッシュが選ばれたのでした。
まあ、このときの選択がボクにとって良かったかどうかは・・・ね。
とりあえずはじめに、ぱっと気に入ったところを羅列しますとね。
☆デザイン
パーツごとに見ていくと、わりに好きな部類。特にテールランプとかリアハッチなど、主にリア回りのデザインに関してはとても素敵。フロントも強いアクがなくシンプルで、困ることはない。
☆装備
6エアバッグ・ESP標準装備が何より素晴らしい。
昨今積まれなくなってしまったスペアタイヤが載ってるところも、個人的には超◎。
☆ボディ
ギュッと小さいハコに乗ってる感じが、いかにもな剛性感で当時は感心した。
☆燃費
CVTマジやべえと思った。燃費の面で見れば。
☆ハンドリング
妙なクセがなく、素直に曲がるクルマだと思っていた。重さも適当で、安心感があった。
若干小回りが利かなかったのと、なんだか前を重く感じたのが気になったような。
こんなところでしょうか?
ところどころトゲがある気がするのは きっと気のせいw
では続いて、ネガな部分・・・
★固い足回り
かなり固め。これをしなやかという人は、スポーツカーからの乗り換えか、あるいはウチの車がハズレだったかのどちらか。
特に低速域でのピョコピョコが尋常じゃない。短いホイールベースからか、踏切の乗り越えなどのピッチングは もはや罰ゲームの域に達している。
60km/hを超えるとマシになるので、よくバイパスとかで法定速度無視でかっ飛ばしてるオッサンとかは嬉しそう。
狭めの峠道など、速度域の低い不整路では横っ飛び必至で、安心して運転できない。
★固いシート
シートが硬いこと自体は、まったく悪くない。シートの厚みも素晴らしい。
と思ったら、形状が非常に良くない。とにかく脇腹も太腿もサポートがないので、交差点左折を繰り返すだけで、あっという間に腰のあたりが張ってくる。公園のベンチに座っているようだった。
座面の高さのせいもあってか、とにかく落ち着かなかった。
★合わないシートポジション
シートの項とも通じるが、高いシート、それに伴い高いステアリング。
また チルト機構のみのステアリングのお約束、「遠いハンドルor足もと窮屈」を選択させられる。
なお 耐えかねて低いシートに換えてみたところ、今度は窓のラインが妙に高く、結果ひどく見切りが悪くなり 絶望を感じた。
★高い全高
不必要に広いヘッドスペースのために、ブサイクに屋根が高くなってしまった。それがなければデザインは嫌いでなかっただけに残念。
件の「ニヤニヤフェイス」も、ワイド感や視覚的重心を下げる効果を狙ったものだが、焼け石に水。
ワイドフェンダーやらローダウンやらいろいろやってみたが、結果的にはこの全高の高さが、毎日目にするたびにボクを憂鬱な気分にさせていった。
もちろん、「どっしりとした足回りのおかげで、横風の影響を受けない」などというレビューは気のせい。
★CVT
たいへん燃費が良く、また談合坂では段付きATのようにキックダウンを繰り返すストレスもなく、乗り始めた当時は本当に感動したのを覚えている。
あほみたいにシグナルダッシュをするわけではないので、やれ発進加速がどーだとかダイレクト感がどーだとかは興味なかったが、非常に気に入らなかったのは、減速時の急エンブレ。
これがストレス以外の何ものでもなかった。
結局 (良くも悪くも)クルマの動きが考えた通りにいかない歯がゆさから、「いっそマニュアルに乗ってみるか!」と思い至ることになる。
こんなところでしょうか・・・
ネガなことを語るときの方が饒舌になってしまったのは、我ながら悲しいことですが(^_^;
とくにCVTに関しては、
永らくお付き合い頂いている皆さまは ご存知かもしれない『国政信者』であるワタクシ。
もちろん‘ニュートンブレーキ’励行しているのですが、30km/h位から勝手に強烈に効きだすエンブレが、もう邪魔で邪魔で仕方がなかったんです。
余計なことすんじゃねーよ!と。
もちろんNに入れるようなこともやってましたが、そんな裏技みたいな真似をしなければ‘思い通りに’止まることができないなんて、仕上がった製品としてどうなんだろう?と疑問に思うようになり・・・
いつしかそれは、ボクとスプラッシュとの溝を決定的なものにしてゆき・・・
末期には、「アレで会社行くのやだから、‘まめ’貸して~」なんて状態に。
ただ、ある意味このCVTというものを体験することで、ボクにとってはMTに乗る良いキッカケになったわけだし、将来的に良かったと思っていますw
と、まあ長々と書いてきましたが、だいたい思うところは書ききったつもりです。
「2年で乗り替えなんて、ケーハクよ!」
「スプラッシュなんて良い車に乗ってたのに、オマエは何が気に入らなかったんだ!」
こんなご意見もあったんではないかと勝手に思ってますが、ちょっとは胸のつかえが下りれば、お互いに良いんじゃないかなぁと思ってます。
といいつつ、やはり車好きの皆さんを敵に回してしまったな、これは(^_^;