デミオとはまったく関係ない事です
さてトラック運転手の自分にとってとても嫌な時期になってきました
嫌な事それは暑い日のアイドリングストップです
まず自分の場合の簡単な仕事の流れです
20:00に会社出発して群馬から愛知、京都に向かいます
高速道路の深夜割りを使って全線高速移動です
制限速度80kmを守り法律で定められてる4時間運転した後30分休憩
朝の4時から6時位の間に目的地に到着です
もちろん目的地の工場はアイドリングストップは当たり前なんですが
夏の気温が30℃以上で荷物の積込や降ろしで2時間や3時間、長い所では
平気で5時間以上も待機をする事があります
もち工場はアイドリングストップを義務付けですから暑いからとエンジンをかけてると
「運転手さんエンジン切って」と言われ言い訳でもしようものなら
「明日っから来なくていいよ」と言われる位ならやさしい方で
仕事の元受に連絡がいけば
「あの運転手はもう(うちの仕事に)来させないでくれる」なんて言われかねません
ここで少しでも寝て次ぼ仕事に備えたいのですが
暑いとすぐに目が覚めてしまいます
目が覚めるけど眠い
でも暑くて眠れない
更に昼間は明るいのでカーテンを閉める
風の通りが悪く更に暑い
悪循環です
うちの会社は16時間を越える運行の場合は
8時間の休憩(拘束された休憩)を取る事になっているので
荷物を降ろした後、高速のPA、SA、道の駅、コンビになどに移動して
休憩を取ります ここでようやくエンジンをかけエアコンをつけた状態で仮眠できます
しかし次の仕事が差し迫っている普通の運転手さんは荷降ろし後に移動して
帰り荷を拾いに行きます
そこでもアイドリングストップだとはっきり言って寝れません
降ろし場所から積み込み先が離れていたり、荷物の積み上がりが遅かったりすると更に最悪です
もう高速道路を寝不足でフラフラ、一般道を寝不足でフラフラという運転になってしまいます
更に関東⇔関西の往復の運転手さんは関西からの帰り荷を降ろした後に
また関西行きの荷物を積んでというように
週に3往復は(不景気でも安い仕事はある)ざらなので大変です
はっきり言ってかなり危険です
トラックに詳しい方は「蓄熱式クーラーは?」と思うでしょうが
普通の会社ではトラックを買うのは経営者
経営者にとってトラックは安い方がいいので
オプション設定の蓄熱式クーラーや軽油燃焼式ヒーターなどつけません
付けるのは償却でトラックを買う運転手か運転手上がりの経営者位です
また蓄熱式は2時間位しか冷えません
東京電力と日野が開発した外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム
などありますがまったくと言っていい程、普及してません
コンセントのあるトラックステーションは少なく
高価な外部電源式アイドリングストップ冷暖房システムの機械を積んだトラックを見た事ありません
また普通の工場などがわざわざ設備投資をして
外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム用のコンセントを設置するとは思えません
そこで勝手な提案なんですが普通の100Vの家庭用エアコンをトラックに取り付けて
工場や倉庫やPA,SAの100Vのコンセントを使わせてもらうというのはどうでしょう?
エアコンを作動させる事に外気の気温が上がってしまいますが
エンジンをかけっぱなしでエアコンを使うよりマシだと思います
電気代はトラックの冷暖房専用コンセントに限り補助金支給がいいと思います
明らかに高価な外部電源式アイドリングストップ冷暖房システムの機械を
つける必要がなくなると思います
冷房も暖房も使えて夏冬で確実なCO2の削減ができると思います
トラックメーカーと家電メーカーと国が真剣に取り組めばあっという間に
出来そうな環境対策なんですが…
まとまりのない文章を最後まで読んでいただいてありがとうございます
Posted at 2009/05/15 18:53:30 | |
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