
当初はABARTH純正サイドストライプのあまりの高価ぶりに閉口した為、なんとか安く抑える為に、
「同じような」サイドストライプを探し無理して納得しようとしていました。
ですが同じようなストライプが見つからず、しかも2回目に購入したサイドストライプを貼り付けてもらう作業を
その場で一旦キャンセルしてしまい、業者の方には大変ご迷惑をおかけしました。
「ないなら作ってしまおう」この気持ちで1からスタートしました。
作る以上は純正のサイドストライプのクオリティは当然越えるつもりでした。まず大本のデータですが、コレは
CLUB SCORPIONEにあるPAPER CRAFTのPDFデータからサイドストライプのアウトラインデータを抽出しました。当初は抽出したデータのストライプ縦幅を95mmにあわせればそのまま使えると思っていましたが、若干どころか
全くマッチングしませんでした。
ここからは純正のサイドストライプを貼り付けている写真を見比べたり、何度も実寸でプリントアウトし検証を行い、納得できた
TEST10_2のデータを業者に送ってカッティングシートを作っていただきました。
今回、純正を越える箇所は以下の8点でした。
1.ストライプ前部のフロントフェンダーアーチ処理をキッチリ行う
2.上下にあるストライプ幅を抑え目にして”3本線”印象を少し弱めて一体感を出す
(大本データの比率を残していますので本来の形になったと考えます)
3.剥がれ対策として処理された「ABARTH」ロゴの角R化を敢えてせずに表示させる
(大本データのロゴ比率はそのまま使えませんでした)
4.ストロボ間隔を統一にし、ドア付近のストロボ間隔をより自然にする
5.ストロボの角度を24.5度で統一する
(大本データは角度がきつめでした)
6.リアフェンダーアーチ付近の最初のストロボを寄せて一体感を強める
7.ストライプ全体に感じられる角R化を抑え目にして"丸い"印象を消す
8.ドアミラーとカラーを合わせて統一感を出す
(純正はミラーに比べて暗いと思いました)
業者の方も大変満足されたようでしたので、とても嬉しかったです。
しかし今回作業をして思ったのですが、本来安易にロゴの比率や形はVIの観点上おいそれと弄るものではないのですが、さすがイタリア、サソリのマークの上のロゴといいサイドストライプのロゴといい、結構やりたい放題だなと思いました。
Posted at 2010/01/28 19:52:19 |
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