スロットルボディ洗浄、バラシ、モリブデンコーティング

洗浄後に段付き修正を軽く行い、バタフライのコーティングが無くなったのでカーボンコーティング、RACVを分解、洗浄コーティングを行いました。開閉は非常にスムーズで、密閉性もコーティングでバッチリです。

電子スロットルボディではないので単純ではあるけどRACVのモーターシャフトなどは相当に汚れているのでコレを綺麗に掃除してベアリングにモリブデンコーティングを行いました。ココがそのままだと必ずアイドル不調や警告ランプが付いたりします。また、バラフライも過剰な削り込みも密閉性が失われて故障しますので厳禁です。純正加工のBIGスロットルボディも同じですがコーティング無しの状態は密閉性が無く、確実に夏場にアイドル不調に悩まされます。

全ての工程が終了したらACCからアクセル全開を数回メモリさせてからエンジンを掛けます。エンジンが掛かった状態からの反応で大体の故障具合や調子が直ぐに判断できます。

普通にアイドルアップされ、水温が安定するとアイドリングは800rpm程度に落ち着きますがこの際、極めてゆっくりとアイドリングが落ちて行き安定していくのが正常な状態ですがアイドリングが1000rpmから落ちない、急激に落ちて上がったりする状態はRACVが悪さして、壊れているか動作に問題があります。