Jaeger64Tiのブログ一覧

結局、替えのピストンも見つからないので、
ボーリングも、スリーブの交換もなしで、組んでいただくことに。

それでも、穴やら、ガスケット面やら、シリンダーを
お掃除して貰って。

３枚目の右シリンダーは、タテキズが大きいなぁ


クランクのガタが大きいので、
シリンダ、ピストンを刷新しても、無駄になりそうなので、
今回は、ヘッドの修正以外は、見送ることに。

現状の確認と今後、探した方が良さそうな部品が
特定できれば、ヨシとしましょう。

特定できても、調達の見通しはありませんが・・・

ヘッドが仕上がってきた模様


職人さんも引退されちゃうと、旧めのバイクの維持は
ますます大変になっちゃうな

ステムも細くなり、ガタが大きいので、
ガイドは作ったらしいです。
これで、ヘッド周りの組上げはできそう。

暑い時期も終わったので、溶接・組上げを始めるとのことでした。

外して貰いまして


４OSのピストンに傷みアリ

それより、シリンダーの傷み大。

更に、クランクのガタも大。

クランクを直してもらっても、
更にOHしていただいても、ピストンの手持ちはナシ。

ピストンは、C70やCB72が流用できるらしいです。
バルブ周りをOHしてもらって、時間を掛けて
5や6OSのピストンを待つことに。

溶接のスタンドの直しもあるので、
涼しくなってからの作業だそうです。

メーカーの技術の集大成として、1955年に浅間高原レースが行われました。
そのときに優勝したのは、ライラックでした。

何年か振りに浅間記念館に立ち寄ってみました。
入り口に

小説「汚れた英雄のモデル」が駆ったライラックの挿絵

展示は、常設の2台
LS38





やっぱり、好いデザインです♪

ベビーライラックも


今回、当時のコースルートの一部を辿りました。
一部の区間、牧場や火山道路との並走区間などは、
当時の面影を残している印象でした。

エンジンの不調症状やら、
キャブ調整の経過、温度の上がらない話などを
伝え、具合を見てもらうことに。



バルブの減りはとても大、シートもダメ。
ガイドも緩いとのこと。

オイル上がりも？

ちゃんとバルブが閉じて爆発し、アイドリングも
力強さを取り戻してもらいたいものです。

部品の見通しはありませんが、
シリンダも現状を確認してもらうことに。