
『「MAZDA ICONIC SP」主要諸元
全長 x 全幅 x全高(mm) 4,180 × 1,850 × 1,150
ホイールベース(mm) 2,590
パワーウェイトレシオ 3.9
最高出力(PS) 370
車両重量(kg) 1,450 』
印象
エクステリア・デザインは、流麗でクラシックな雰囲気がありつつ、マツダの歴代スポーツカーを連想させる造形になっていると感じる。
近年、各メーカーとも電動化を意識・強調し過ぎる余り、それぞれの伝統を忘れた様なものが多いと感じるが、それらとは基本的に違う様に見える。
伝統と言うと、古いしがらみの様なマイナスのイメージを持つ人が多いかもしれない。しかし伝統には、長い時間をかけて洗練されて来た一朝一夕には成し得ない「良いもの」があり、それが文化として根付いている。
MAZDA ICONIC SP には、そういう文化や自然さ、そして人が根源的に良いと感じる何か、が受け継がれていると感じる。
想像
マツダは、MBDやビルディング・ブロックなどの考え方によって車を革新しながら、スカイアクティブや魂動デザインとして表現し結果を出している。
MAZDA ICONIC SP も、それらを元にして構想されているのは言うまでもないだろう。それを前提として、解釈するとどうなるか。
エクステリアは、どうもAピラーの前後で別物になっている様に見えて仕方がない。言うなれば、後部はRX系や王道スポーツカーをモチーフとし、前部はロードスター感もあるが未来のスーパーカーとして構成されている様に見える。(だからこそ、ルーフにブラックのラインが入っているのでは)
サイズや駆動方式については、中山 雅さんがコメントをぼかしている様に結構幅を持たせて変えられる様になっているのだろうと想像する。例えばラージ商品群の様に、幅や長さを目的に合わせて変える事は当然考えているでしょう。(つまり、ロードスター クラスも RX-7クラスも可能だし、何ならユーノス コスモ クラスも作ろうと思えば作れるのでは)
同様に駆動方式も、エンジンをフロントに縦置き可能な上にセンタートンネルもあるという、かなり柔軟性を持たせた設計に見えるので。例えば、モーターのみで走るのも、ロータリーエンジンで発電してモーターで走るのも、ロータリーエンジンとモーターを駆動力として使うのも想定されている様に見える。(勿論、ロータリーエンジンのみの駆動も)
勝手な要望
市販するなら、(スポーツ商品群の一つとして)スタイリングはこのままで、幅だけもう少し狭くした、5ドアのシューティングブレイクが出るといいんじゃないかなと思いますが
中山 雅さん、どうでしょう?
Posted at 2023/10/29 10:43:29 |
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