ああ…CR-X…

残念なことが起こりました。
僕が今のっているCR-Xですが、
タイヤ交換しようと思ってジャッキアップしたんですが、すると…

メキメキメキ

という音がして、ジャッキアップポイントがのめりこんでいきました。

実はこの車、ハコ自体があまりよくない状態で、フロアは冬の雪と融雪剤にやられてボロボロ…
僕が乗り始めたときからひどくて、あわててシャシーブラック吹いたりあいた穴をふさいだり努力はしたんですが、やはりボディのフロア周りの腐食状況は末期症状で、手遅れなのかもしれません…

ほかの部品は交換できても車の本体である、ボディは交換できない。
つまりこの車自体がもうだめなのかも知れない。

幼稚園児だったころからずっと憧れていたＥＦ系のCR-X。
初めて乗り始めたこのCR-X。
思い出たくさんのこのCR-X。
今も大好きなこのCR-X。

思えば出会ったのは一昨年の春。部室前で眠っているのを見つけた。見た目が結構きれいだったし、普通にエンジンもかかる。ずっと憧れていたEFのCR-X。しかも、特に数少ない前期型が好きだった。
是非乗りたいと思った。
思わず譲ってもらって、自分で作業しようとして、ある程度だけやって挫折…結局多額の資金を積んでディーラーにお願いして直してもらって、やっと車検が取れた時はとてもうれしかった。

いろんなところに行った。
ジムカーナも初めてやった。
七大戦にも行った。
辛いこととかあったらちょっとドライブした。いつも僕を慰め、元気づけてくれた。
どこに行くにもずっと一緒。二人でずっと生活した。
まだ2年も乗ってないのに乗り始めてから3万キロ近く走ってる。
総走行距離20万キロも超えた。

ジムカーナも街乗りも、とても乗りやすく、何より乗っていてとてもたのしい。

そんな大好きなこのCR-Xと、とうとうお別れなのだろうか…

テールをヒットして、後遺症が残って、ドクターストップがかかり、競技はできなくなってしまった。
それでも一自動車部員として、競技はやりたいから、とりあえず競技車のシビックで1年間競技をすることにしたが、卒部したらまたこのCR-Xに乗り続けようと思ってたのに…

ようやくシビックの名変も終り、CR-Xの車検を切ってしばらく封印させようとしていた矢先の出来事だった。

車に対して誰よりも情を注ぎ込んでしまう僕である。
たかが１台の車かもしれないが、どうしても人間のように思えてしまう。
大切な仲間であり、恋人であり、家族であり…
この子じゃなきゃいやだ…
そう思ってしまう僕は子供なのだろうか？

とりあえず、この車が治るかどうか検討してみます。
望み薄かもしれませんが・・・
その上で今後の予定を考えます。

今七大戦に向けてCR-Xで旅の途中です。
七大戦が終わったらそのまま実家のある愛媛まで走って帰る予定です。
もしかするとこれがこのCR-Xとの最後の思い出になるかもしれない。

こんなに長い文章を読んでくださった方がいらっしゃれば、感謝します。