• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Haruyanのブログ一覧

2014年05月22日 イイね!

自宅にレーシングシミュレーターを構築!?

今日はレーシングシミュレーター(以下、RS)をプライベートで構築する必要性とそのコストについて考えていこうと思います。

【目的】
そもそもRS構築の目的としては下記の2つがメインだと思います。
①娯楽
②サーキットでのタイムアップの練習として

今回ターゲットとするのは②の方。
サーキット走行に対する練習としてRSを利用すること

今回はそれぞれのレベルごとに分けてサーキットでのタイムアップを目指した場合、どういったRSを用いるのが良いのか、またどうしてRSを構築したほうが良いのか書いてみようと思います。


【前提条件】
RSを構築する前提条件は、
シミュレーターで練習をすることによって、実車での走行の上達につながる
ということです。

これに関しては言わずもがな効果があるという結論で間違いないと思います。
しかし、どれぐらいの効果があるかは、動かしているソフトウェアとハードウェアに依存します。

【ソフトウェア】
最低でもPS3のグランツーリスモ・XBOXのForzaをしようし、RSとしてのシミュレーション機能が高い製品を選択肢なければなりません。

現在、私のベストだと思うシミュレーターソフトウェアはrFactorというPCのゲームです。
(http://www.rfactor.net)
理由としては、MODでの拡張機能が非常に高く、商業用RS施設でも使われているシミュレーターソフトウェアのデファクトスタンダードといえる為です。

また、PCソフトのため、configをイジれば、大体の細かい設定は何でも自分でできちゃいます。

描画のクォリティはGT6だとかForzaの方が高いレベルにありますが、挙動は間違いなくrFactorです。
ネットで購入した場合、4000円ぐらいでサクッと買えちゃいます。

【ハードウェア】
僕が今研究で使ってるのはこんな感じの簡易的なやつ。


使ってる感想としては、まずモニターが1台っていうのがダメです。
最低でもモニター3台は用意しましょう。
小さすぎてもプレイしにくいだけですので、24インチ〜32インチのモニターを3台買ってください。
「プロジェクターのほうがいいのでは?」という言葉もありますが、プロジェクターよりもモニターのほうが動きに強いので個人的にはモニターをおすすめします。


ちなみに、商業用施設ではこんな感じでシミュレータが組まれています。
プロジェクターを3台利用した東京バーチャルサーキット


独自の画像提示技術を持つ秋葉原のシミュレーター






一番上の球面スクリーンが非常に面白いですが、遠近感が狂うためあまり楽しいものではありませんでした。
やっぱり市販ベースではモニターを3台横つなぎにするのが一番コスパが高いと思います。


【シート&コントローラー】
シートはプレイシートというもので十分だと思います。
僕も幾つかシミュレーターのシートを変更してプレイしてみましたが、シートにコストをかけるより、モニターとコントローラーにコストをかけたほうが良いと思っています。


コントローラーはT500RSというのがお勧めです。
金額はネットで買って6万円弱。

一般的にはロジクールのG27というのが売れているようですが、ハンドルが小さすぎる、ペダル部分・MT部分の剛性感がなさすぎるというのが問題です。
G27とT500RSの価格差は約2万円〜3万円前後ですが、それでもT500RSを購入する価値はあります。


【まとめ】
これらを全て揃えて、PCは自宅にあるものを流用したとすると・・・
・rFactor 4000円
・モニター3台 約10万(1台3万前後)
・プレイシート 約6万
・コントローラー 約6万

合計23万前後です。
中古で揃えると、簡単に10万円台で揃います。

23万円前後で好きなだけRSで練習ができる、アライメントを自由に弄って挙動の確認ができる、自宅に居ながら平日の夜にでも自由にイメージトレーニングができる。
これは、かなり効果があると思っています。

例えば休日に1日サーキットに行ったとしてかかる費用は
・走行費 1万円前後
・ガス代 8000円前後
・高速代 2000円〜4000円
・オイル代 1万円〜1万5000円

合計30000円前後です。
これにタイヤ代やチューニング費用などがかかりますので、大体、5回から6回走行に行くか、RSを構築するかということを天秤にかけることになります。

自動車を壊すこと無く走れる上に、アライメントを自由に弄って車がどういう方向に動くのか実験をしたり、シミュレーターでコースの下見を済ませておくということができるのがメリットだと思います。
僕自身、サーキットで走り初めの頃は毎日2時間近くグランツーリスモで練習をしていました。

特にRSは初心者にこそ効果があると思っており、車を1回ぶつけることを考えればそれを防止する意味でRSを構築するというのが良いです。
上級者になると、RSの利用価値は低くなりますが、様々な車のMODを入れて、フォーミュラーやGT3からマーチ・ヴィッツまで全ての車で早く走れるようにするという即時的なアジャスト能力の向上を狙ってRSを利用してみるというのも面白いと思います。

結論としては、自宅に1つ構築してもいいのではないか・・・と提案します。
Posted at 2014/05/22 02:32:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | 走行考察 | 日記

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/5 >>

    123
45678910
11121314151617
181920 21 222324
25262728293031

愛車一覧

トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
お仕事の関係でトヨタ車に乗ることになり、ドリフト用に購入した1台。 トラウムというショッ ...
マツダ ユーノスロードスター N1 0号車 (マツダ ユーノスロードスター)
富士チャンピオンレースで行われている、ロードスターレース専用車です。 N1規格で作られ ...
日産 シルビア 日産 シルビア
ドリフト兼足車です。 前置きIC、車高調整、2WAY機械式デフ、社外タービンなど、色々 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
コンパクトで軽量! 町中を走るゴーカートみたいな車です(´∀`) エアコン・オーディ ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation