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Haruyanのブログ一覧

2013年10月15日 イイね!

LUCKに行ってきました!

先週の3連休は愛知県に行って来たのですが、その際にLUCKというショップに行ってきました!


LUCKと言えば全日本ラリー選手権で、勝田選手の操るインプレッサが常勝中のラリー系ショップです。

お店の前にはまさにそのインプレッサが置いてあります。
この状態でナンバーが取得できるのですが、日本の競技車・チューニングカーに対する寛容度は凄いものがありますね・・・。





足回りを見ると、前後とも6Podの対向キャリパー!
これだけでロードスター1台分ぐらいでしょうか・・・(笑)


お店の中の写真はないのですが3年前に出来たばっかりの店内はピカピカで、ブレーキやら足回りやら、RECAROのシートやらが展示されていました。
意外にも競技系のショップのようなガチガチなオーラはなくて柔らかい雰囲気だったのが印象的でした。
勝田選手はM.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2013でご不在でしたが、いつもはカーメイクコーンズしか行かないのでとても新鮮でした!

ラリーもいつかやってみたいですね!
Posted at 2013/10/15 22:17:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2013年09月06日 イイね!

歌舞伎号、廃車にしました

今回はご報告があります。

すでにご存じの方も多いかとは思いますが、実は歌舞伎号を降りました。
歌舞伎号が大好きすぎて、まったく立ち直れていなかったので今頃書いています。

何が起こったのかといいますと、遡るは5月19日。
富士チャンピオンレースのN0第二戦のことです。
だいぶ報告がおそくなってしまい、すみませんでした。



N0第二戦、予選が振るわずに結果28位中15位となってしまいました。
理由はスリップを上手く使えなかったこと、前に自分よりも遅い車がいるのにオーバーテイクに手こずって予選の時間を無駄に使ってしまったことが原因でした。


そして、いざ決勝が始まると、その焦りは空回りに変わります。
そもそも、レースとしてはこれまで3戦を経験して、4戦目でした。
K4GPなどもいれると、そろそろレース経験も2桁にさしかかろうかという時期。
でも全然甘かったです。

1週目、スタートで何とかポジションを守るものの、周りの車にヘアピンコーナーで当てられます。
自分のラインを守って走っているだけなのにラインを被されて左フロントをヒットさせられ、その流れで右フロントも同じくヒットさせられます。

この時点で冷静さを欠いていた僕の負けでした。
そのままレースは3週が過ぎたものの、スタートから同じぐらいの位置で、ストレートの速いNBとまだやりあっていました。
しかし、タイム的には同じぐらいで走行しているNBのため、インフィールドやコーナーではこちらの方が早い・・・どんどんと先頭集団と離されていく様子にフラストレーションが溜まり、1コーナーでスリップから出てブレーキング勝負を挑んだところ、更に前に居たNBのおしりにヒットさせてしまいました。

4年近くモータースポーツをやっていて、初めて他人の車に当ててしまった瞬間でした。
その時の方には本当に申し訳ないことをしてしまいました。
何度謝ったかわかりませんし、相手の方も許して頂いたのですが、未だにこの時の申し訳なさは心の中に残っています。



スピンしておしりを当ててしまった結果、自分と相手のマシンがスピン。
そこに運悪く後ろに居たNA6の方が当たってきてしまい、そのレース4度目のクラッシュとなってしまいました。
当たってしまった箇所は、左リアのクォーター。
この時のNA6のドライバーさんにも申し訳ないことをしてしまいました。

これで前後バンパー、左フェンダー、左リアクォーターが破損してしまいました。
結果、タイヤがバンパーに当たってしまうために、レースは棄権。
完走できずに4週でリタイアとなってしまいました。



そもそも、クラッシュが4年近くモータースポーツをやっていて初めての経験。
当ててしまったのも、当てられてしまたのも初めてでした。
いつかはあること・・・と思っていましたがまさか本当になるとは。


結果、歌舞伎号は修理に出すと相当の金額が取られてしまうことから、金銭に余裕の無かった私は歌舞伎号を廃車にすることしかできませんでした。
毎日駐車場に行って、カバーをちょこっと捲ってニヤニヤする。
大切だからあんまり街乗りはしないようにする。
自分の家族の家族のような存在でしたから、ショックが大きすぎました。

結果、今頃の報告となってしまったわけです。
すみません。


今、私は歌舞伎号を売ったお金でN1のロードスターレースに出場しています。
もともと、N1ドライバーの師匠に憧れて入ったレースの世界。
このタイミングでN1に行った方がいいというコーンズ社長からのアドバイスもあり、その道を選択しました。
間違ってはいなかったと思っています。
でも、このわだかまりは死ぬまでずっと残りそうです。


今の愛車ですでに1度レースをしました。
8月10日のFCR、N1デビュー戦。
予選は11台中7位と振るわずでしたが、決勝では11台中6位でフィニッシュをすることができました。


N0のときは毎回レースが無事に終わるかヒヤヒヤしていたのが本音ですが、N1は全くそういう不安がありませんでした。
N0の時よりも車同士を側にしても、全然安心感が違います。
その差が何なのかはわかりませんが、走っている楽しさは断然N1でした。
悔しいですが、実際はそう感じてしまいました。


歌舞伎号は最高の愛車でした。
それを上手く生かせずに死なせてしまってごめんなさい。
でも、僕をレースの世界に連れてきてくれてありがとうと言いたいです。
めげずにこれからも頑張って、もう一度歌舞伎号のようなマシンを今度は僕が作れるようになるまで続ける事が僕なりの責任のとり方だと思うので走り続けます。

また、今回の一件で僕の周りには支えてくれたり、真剣に考えてくれる人がたくさんいることを学ぶ事ができました。
師匠、コーンズの社長、メカさん、レース仲間の皆さん。
励ましてくれたり、一緒に考えてくれたり、ありがとうございました。
心の底から、「この人達が居てくれたから今の自分がある」と痛感しました。

まだまだ未熟ですが、それが10年後には「あの時は若かった」って笑えるように頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。

絶対もっと、誰よりも上手くなってやる!
Posted at 2013/09/06 03:09:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | レース | クルマ
2013年05月14日 イイね!

JAF MOTOR SPORTSの取材を受けることになりました!

突然ですが・・・。

JAF MOTOR SPORTSの取材を受けることになりました!

どういうやつかって、こういうやつ↓



これの、一番最後に載っている「若いが一番!」というコーナーにて丸々1ページ貰えることになりました!
5万部発行され、ほとんどが人の手に渡るらしいです・・・凄い!

今度の富士チャンピオンレースにて取材を受けますので、よろしくお願いします!
応援に来てくれると嬉しいです(´;ω;`)
Posted at 2013/05/14 21:20:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2013年04月10日 イイね!

雑誌では書けないであろう辛口BMW 323i (E90)インプレ

先日、高校の時の友人が車を購入したので、車のポテンシャルチェックをしてきました。


ここで! (ターンパ○クです・・・笑)

車は何を買ったのか・・・、というとBMW 323i !

20代中盤に差し掛かろうか・・・?という中で、既にBMWの3シリーズに乗り始めたという嫉妬はさておき・・・。
親友とも言える友人なので今最もバリューの高い車ということでこのBMW 3シリーズを紹介しました。

しかもハイラインをチョイスし、内装は本皮仕様!

ウォルナットが映えてます。


これで2年の保証をつけて乗り出し200万円以内です。
7年落ち、走行距離は50000キロ代なのでまだまだ走れます。
2回車検を通すつもりで乗るらしいので4年。
F30型3シリーズが現行のうちに売ってしまおうというのが戦略です。

新車価格にして乗り出し550万円クラスなので7年にして半額以下です。
以前はVWのポロに乗っていたというだけあって、欧州車の乗り味の良さを既に理解済み。
若干の壊れやすさも理解があり、ドイツ車限定で車を探した結果、この選択肢になりました。


では、インプレッションスタート!

の前に・・・。

今回のインプレッションはBMWをスポーティセダンという位置づけで見た場合のインプレッションになります。
巷の雑誌には大人のスポーティセダンだとか何とか書かれてますが、今回僕が限界を超えてまで乗ったフィーリングは果たして!?


 
【エクステアリア】
言わずもがな、ものすっごく売れたE90シリーズ。
嫌味でもないけれど高級感のあるデザインで、かなりオシャレです。
しかし、横幅が1815もあるため都心部の立体駐車場では入れないところもあるのでそこだけ注意が必要!
後期モデルになると1800になってるので、立体駐車場でもOKです!


【インテリア】
ハイライン仕様ということでかなり期待はしたのですが、思っていたよりは高級感がありません。
特にプラスチック部分が最近の国産車よりも安っぽい部分もある・・・。
でも、落ち着いた内装で適度に高級車です。
つまり、高級車だぞ!って思うとアレ?って感じ、普通の車だぞ!って思うと高級車だ!!って感じです。
かと言って、ファブリックシートのノーマルグレードやMスポを買うと、多分内装に関してはがっかりすると思います。
中古車なら球数も多いしハイラインにするのがお得
「BMWを足車として転がせるんだぜ!」と嫌味なくアピールできると捉えれば、最高の内装です。

 

【エンジン】
2.5Lのシルキー6は噂通りなめらかに回転を上げていきます
これを味わってしまうと、直列4気筒やV型6気筒のボロボロとした「いかにもエンジンだぞ!」と言わんばかりの振動は少々安っぽく感じられるのかも知れません。
しかし、車体の重さに対して、圧倒的にパワーが足りません。
一般道や高速では何の不満もありませんが、ちょっと速度を上げて攻めてみると、まぁパワーの無いこと・・・。
 車体がしっかりしてるからこそ、もっとパワーを上げてもいいかと思います。



【駆動系】
E90 323iの泣き所はこの駆動系だと思われます。
ターンパ○クの上り・下りともにちょろっと頑張ったのですが、どうにもギア比が合いません
どういうことかというと、6速もあるATなのに、とにかくアウトバーンでのロングツアラー向けにギアを設定しているためギア比が低いです。
お陰で、フィーリングの良いエンジンがモサッと感じられてしまいます。
また、スポーツシフトモードにして、ギアを落とした時のレスポンスがめちゃめちゃ悪い!
エンブレを効かせたいときにエンブレが効いてくれないのです。
これって、結構怖いんですよ。
ミッションさえ変えてくれれば、もっといい車になると思います。 

 

【ボディ】
ボディは国産車に比べるとやっぱりかっちりしてると思います。
ベンツのようなガチッとした剛性感ではありませんが、それでも結構合成は高いです。
しかし、最近の日本車も剛性をきっちり出してくるようになったので、以前のように欧州車だからすごい!なんてのは無いと思います。
逆にいうと、このクラス・パワーに対してボディの硬さがオーバースペックです。
硬くしすぎた、大きくしすぎた弊害として重さを感じさせるようになってしまっています
 
ですが、車体としてM3までのパワーを許容出来るように作ってあると仮定するならば、この剛性は必要だと思います。
日本車も硬くなっているとは言え、同じボディを使って350馬力オーバーの馬力を許容出来る車を作れるかというと無理だと思いますので、それは一重にすごいことだと思います。

 
【足回り】
足回りは、思っていたよりは柔らかく、スポーツ走行には耐えられません。
それなのに街乗りではちょっと固いかな?って感じになるので困ったものです。
 
 峠を少し頑張って走るとロールが大きくなって荷重がかかっている外側の足が逃げてしまいます。
しっかりと前荷重にして乗ってあげるとよく曲がる車とか、そういうわけでは決してありません。
ロールを許容しつつ曲がっていく車という感じですが、ボディ剛性がある&ボディが重いので前荷重にしてしっかり走らせて行くとノーマルの足では最終的にロールオーバーが顔を出します
 
そんな中、ロールオーバーを恐れずに少し頑張って走るとDSCがバリバリ点滅します。
しかし、この時の作動制御は非常に優秀で電子制御の介入を感じさせません
E90で最も良いポイントは、この電子制御だと思うぐらい素晴らしいです。
よーしパパ頑張っちゃうぞー!って感じでロードスターとか乗ると刺さりますが、E90ならまず刺さりません。

クルマづくりとしては、国産車のように過度なアンダーステアを恐れずに、前荷重にして曲げればオーバーステアがきっちりと出ていくように作っているはずですが、その上で安全性を確保するために電子制御をこだわって作り、少々早めにやんわりと介入させている、こういうことだと思います。

よく、BMWはスポーティセダンだ!なんて巷では言われていますが、普通のセダンですよ
足回りの性能から言わせてもらえばフィットRSの方がスポーティです。
つまり、普通に街乗りで転がせるガッチリした良いセダンということです。
スポーツカーに前に乗ってたお父さんが家族ができたから乗るスポーティセダンじゃありませんので、雑誌でよく見るスポーティという言葉に期待をしすぎてはいけません。

じゃあ、この足回りがどういう時にいいかというと、100キロ以上での高速グランドツーリングの時です。
 直進性能が高いので、真っ直ぐを安定して早く走らせるとこのE90は水を得た魚のように走ります。
実はグランドツアラーセダンという位置づけが一番正しいかと思います。

 

【ステアリングインフォメーション】
欧州車特有の重めのステアリングがちゃんと路面を掴んでる情報をドライバーに出力してくれます。
ほんとこういう作りは日本の車も見習って欲しいです。
日本のメーカーさんは、指一本で動くようなパワステ作ると逆に危ないですよ。 


BMWがスポーティだと言われる所以はこの重いステアリングにある気がします。
ステアリング関係って常に人間が握っている、最も触れる部分が多いパーツですので、重いステアリングに慣れてない人が乗ると、どうにもスポーティに感じてしまうのです。
「これって普通の車じゃないんだ・・・ワクワク!」みたいな。
でも、とにかくステアリングはものすっごくいいです。
 


【総括】
もう一度、冒頭に書いた今回のインプレッションの前提条件を振り返りましょう。
”今回のインプレッションはBMWをスポーティセダンという位置づけで見た場合のインプレッションになります。”

 それに対する答えは・・・よくできた足車セダンです。
良いですか、もう一度言いますよ。
よくできた足車セダンです。
 
「ある程度高級感があって、たまに高速に乗ってドライブをしたり旅行に行ったりする」、こういう目的で乗る車です。
俺BMW乗ってるんだぜー!って感じで自慢しながら乗る車や、この車ってスポーツカーでしょう?なんて鼻息荒く乗る車ではありません。
こういう車をサラっと乗れてしまう、そういう空気のような存在になれるのが3シリーズの良さです。

巷ではBMW=高級車という思い込みがあるようですが、BMWでも5シリーズになると高級車になりますが、3シリーズのコンセプトは単純なセダンだと思います。

しかし、この手のクラスで実際の車の性能以上に高級感があるように思えるのはブランド戦略の成果とも言えるでしょう。
そういった意味で、このBMW3シリーズは買って不便がなく、乗っていて嫌味がなく、ブランド力は最強。
良い車だと言えるのでは無いでしょうか。


E90はBMWとしての自慢をすることなく、慎ましやかに乗ることに美学があり、魅力がじんわりと滲み出る車です。



【オマケ】
かなりヘビーな車好きがコレに乗ると、必ずM3が欲しくなると思います。
なぜならボディが買っているのにパワーがほんとに無いから。
パワーがないならパワーがないなりにボディも軽く作ってしまった方が動きは圧倒的に良くなるのですが、E90はそれをやっていません。
なので、車好きは最低でもM3・330i・335iから選んだ方がいいかと思います。
Posted at 2013/04/10 23:54:50 | コメント(4) | 日記
2013年04月10日 イイね!

心理学・人間工学的にモータースポーツの上達を科学する

今日は自分の研究も含めて心理・人間工学的にドライビングインフォメーションについて書いてみます。
初心者~中級者向けに、読めば「速くなる糸口に気づく!」を目標に書いてみます。


<<インフォメーションとは?>>
ズバリ情報のことです。
一般道における運転は9割が視覚によるものだと言われており、逆に言えば目だけ見えていればちゃんと走れる、という前提の下にあります。
シートにどのように座っても、音楽を爆音で流しても、何事も無く運転してる人を見かけますよね。
 

さて、ここで問題です。

サーキットを走ったことがある方にお聞きしますが、あなたはサーキットを走っている状態で耳栓をしたら、今まで通りちゃんと走れる自信がありますか?
 
続いて、もう1問。

革シートの車でサーキットを走って、今まで通り走れますか?


僕は両方ともNOです。
確かに走れるとは思いますが、無音状態で走ったら確実にタイムは落ちます。
革シートの車で走ったらズルズルと滑り、怖くて無音よりもはるかにタイムは落ちます。
 

一般道におけるベテランドライバーが運転しても、昨日免許取った少年とサーキットのタイムが大きくは変わらない理由はここにあります。

 
 
つまり、根本的に一般道とは違い、サーキットは視覚からのインフォメーションだけで走ってるわけでは無いということです。

これ、非常に重要なことです。
サーキットで速く走ろうと思ったら、どこを見るということも大切ですが、それと同じぐらいどうやって視覚以外の部分からインフォメーションを得るのかよく考える事が大切です。


 
<<視覚以外のインフォメーションとは?>>
ドライビング中に得るインフォメーションは主に下記の2つです。
・G(触覚)
・ステアリングインフォメーション(触覚)
・スキール音(聴覚)
・エンジン音(聴覚)

まずは、サーキットでは触覚と聴覚を使って走るというイメージを持ちましょう。
その中でも、触覚が何よりも重要です。

なぜ、聴覚が触覚と比較して重要ではないのか?

それは、事実が証明してくれます。

雨の中、プロドライバーが全開で走れるのはGセンサーとステアリングインフォメーションの取得が早いからです。
スキール音がほぼしなくても、エンジン音が無音のような電気自動車でも、この2つが発達していれば基本的には速く走れます。


 
つまり、スポーツ走行における初心者の人と上級者の人の大きな差というのはGとステアリングインフォメーションの取り方をよく知らないということです。



<<Gセンサーとステアリングインフォメーションを学ぶには?>>
Gセンサーとステアリングインフォメーションをより多く、ダイレクトに得る、これが上達の秘訣であると言ってのけます。
では、どうするか?

解決策は3つあります。
Gの変化をよりダイレクトに得るために下記の3つを最低限装備しましょう。
フルバケットシートを入れる

4点以上のシートベルトを入れる

ハンドルを純正から社外に変更し、自分にあった太さ・パイの物を選択する

 
フルバケとシートベルトは、体を車に縛り付け、車体との動きを体にリンクさせるために必要です。
車が変な動きをした時、自分の体にもそれが伝わって来なければいけません。
車体と体がグラグラな状態で正しいGセンサーが働くでしょうか?
ハッキリ言ってNOです。

マフラー交換やエキマニ交換などのパワーアップ系チューニングよりも、まずはGセンサーを磨くための装備をしっかりしましょう。

続いて、ハンドル交換をして、ステアリングインフォメーションを増やします。
ハンドル交換でステアリングインフォメーションが変わるのか?という疑問もあるかもしれませんが、確実に変わります
純正のハンドルにはエアバッグや必要以上の大きさのホーンなど、多くのサーキットで走る上では余分なものが付いています。
これを外すことで、ステアリングインフォメーションの取得が早くなります。


これらの装備をした上で何よりも大切なのが反復学習、いわゆる練習になります。

我々は「サーキット走行の練習で何を得ているのか」という事に対する大まかな答えは、「特定のコース・場所で発生するGとステアリングインフォメーションを蓄積している」ということです。
タイヤが逃げていく動きを身につけ、それを一歩手前で操作するわけです。

しかし、多くの人がこういった触覚でのインフォメーションを軽んじるあまりに、4点シートベルトの不装着、純正ステアリングでの走行を続けており、本人は練習走行になると思っていても、実は単純に度胸だけついたので速くなっているだけに過ぎない事が多々あります。



<<アンダーステアとオーバーステアを知る>>
前輪の情報はステアリングインフォメーションから、後輪の情報はGセンサーから入ってきます。
これ、必ず覚えておいて下さい。

つまり、アンダーステアが生じた!というのステアリングインフォメーションからアンダーステアの動きが感じられた時にわかります。
続いて、オーバーステアが生じた際には腰からのGセンサーによりわかります。

アンダーオーバーを理解することは非常に大切ですが、アンダーオーバーはどこの感覚器官で感じているのかハッキリと覚えておいて下さい。

よくオーバーステアになりスピンしてしまうあなたは、もっと車体に車をガッチリ固定して、腰に意識を向けて走って下さい。
逆に、ンダーステアを出しすぎてしまうあなたは、ステアリングをスポーツ走行向けのものに変更し、ギュッと強く握った手の力を抜いて走行し、ステアリングインフォメーションに注意を向けてみて下さい。
 
 

<<見本はカート>>
カートに乗った事がある方はいらっしゃいますか?

カートは走るために余分なものが付いていません。
走るために特化したものだけが付いています。
そのカートに、パワステやフカフカなシートはありますか?
ありませんよね。

残念ながらスペースの関係でシートベルトはありませんが、少し大きくなってフォーミュラマシンになると必ず付いています。

 


<<最後に>>
このように触覚で走るという事を書いてきましたが、やはり何よりも大切なのは視覚です。
目がよく見えていないとちゃんと走れるわけはありません。
ちゃんと見えるというのはコースが漠然と見えるのではなく、鮮明に見えるということです。
目標物までの距離をしっかりと測り、それに対して適切にブレーキングやアクセル操作を行わなければなりません。

そのため、まずはあなたの目が悪かったらコンタクトなりメガネなり、ちゃんと自分に合う物を用意しましょう。


目がしっかりと見えれば、とりあえずコースを走ることは出来るようになりました。

では、次は速く走るために触覚によるインフォメーション取得を目指しましょう

フルバケットシートを入れて、4点シートベルトで体を全く動かないようにして、ハンドルを軽量・小径で回しやすいものにしましょう。


あとは単純に手のインフォメーションと腰から伝わるGの様子に意識を向けて走って見てください。

以前より、上達の度合いがグンと上がるはずです。

苦手なコースやコーナーがある方、目で走るのではなく、手や腰から伝わるタイヤの情報を信じて走ってみましょう。

きっとタイムは大きく上がるはずです。
Posted at 2013/04/10 01:19:05 | コメント(8) | 雑記 | 日記

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
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