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とびうお@AO55のブログ一覧

2011年03月30日 イイね!

WRC Rd.3 ポルトガル

WRC Rd.3 ポルトガル今回は3月24~27日に行われたラリーポルトガルです。

ラリー界でも震災支援に動いてくれてます。
ありがたいですね。

さて、24日セレモニアルスタートとSSSのステージ1からスタート。
グラベルラリーですが、SSSはターマック。
当然グラベルのタイヤとセッティングなので全然グリップしません。
まあ距離も短いですしセレモニーの一環ですからこれは無視しましょうw

翌日から本格的にスタート。
この日スタートから好調だったのはペター・ソルベルグ。
SS2でトップタイム。
しかしSS3,SS5,SS7とパンクを繰り返し、ついに交換タイヤを使い切ってしまいデイリタイヤとなってしまいました。

今年はタイヤがピレリからミシュランになり、タイヤメーカーもまったくノーデータのためタイヤがコースに合いません。
ミシュランのほうがやわらかく、乗り心地はいいそうですが、それはパンクしやすいということでもあります。
ミシュランと関係の深いシトロエンワークスの2人のフランス人はあまり車を振り回さないのでまだいいのですが、ミシュランに慣れていないペター、ミッコ、ラトバラの北欧系は振り回すタイプなのでタイヤに負荷がかかります。
そのため彼らはグラベルでよくパンクします。
ピレリタイヤでは何の問題もなかったんですけどね・・・
今年はドライビングスタイルも重要な要素になりそうです。

シトロエンワークスは好調でしたが、翌日の出走順を考えてスローダウン。
フォードワークスの2台に順位を譲りました。

それまでの走りからフォードは小細工しても太刀打ちできそうにない感じだったのでそのまま2台ともフラットアウト。
結果この日は1、2位はフォード、3、4位はシトロエンという順位でゴール。



今回がデビュー戦ながら大健闘しているのがMINI。
MINIジョンクーパーワークスはワークス仕様のWRカーが5月の第5戦サルディニア(イタリア)で登場しますが、今回はそれに先がけややスペックが劣るS2000仕様がデビュー。
地元のアルミンド・アラウジョがSWRCマシンの中では最上位となる総合7位でデイ1を終了。
後方には数多くのWRカーが並び、高いポテンシャルを感じさせるデビュー戦となっています。

ケン・ブロックはシェイクダウンでクラッシュし、出走していません。



デイ1リザルト
1. LATVALA (Ford Fiesta RS WRC) 1:23:31.4
2. HIRVONEN (Ford Fiesta RS WRC) +11.5
3. LOEB (Citroen DS3 WRC) +13.7
4. S. OGIER (Citroen DS3 WRC) +16.7
5. H. SOLBERG (Ford Fiesta RS WRC) +2:06.5
6. WILSON (Ford Fiesta RS WRC) +2:11.2
7. A. ARAUJO (Mini John Cooper Works S2000) +3:43.7
8. VILLAGRA (Ford Fiesta RS WRC) +4:31.9
9. RAIKKONEN (Citroen DS3 WRC) +4:33.1
10. K. AL QASSIMI (Ford Fiesta RS WRC) +4:35.2


デイ2、この日はオジェの日となりました。
シトロエンの2台は作戦通り1-2位に順位を上げフィニッシュ。
しかしローブは前を走っていたミッコがSS9、パンクによるタイヤ交換で2分遅れ、タイム差がなくなりミッコの走った後の砂塵の中を無視界で走ることになり30秒をロス。

これに怒ったローブはフィニッシュ後にミッコのマシンに自分のマシンのバンパーを当てプッシュ!
ミッコも謝っていたが、レーシングアクシデントではどうしようもありません。

結局ローブも謝罪し一応ことは収まりました。
たぶんローブ本人はわざとだという思いはぬぐえないのでしょうが・・・

ローブが遅れたことにより2位につけていたラトバラは少し楽になるはずが、SS12でドライブシャフトが破損し3輪駆動状態になり3位に後退。
さらに、SS13ではパンクに見舞われ大幅に遅れてしまいます。
ミッコもSS13でサスペンションが壊れ、トップから5分32.5秒遅れの5位と挽回不可能なほどの差をつけられてしまい、フォードにとっては最悪の1日となってしまいました。



デイ1で7位と健闘していたMINIジョンクーパーワークスS2000のアルミンド・アラウージョは、エンジントラブルとパンクによって遅れ、最終的にはエンジントラブルによりリタイアとなってしまいました。

デイ2リザルト
1. S. OGIER (Citroen DS3 WRC) 2:59:30.2
2. LOEB (Citroen DS3 WRC) +37.6
3. LATVALA (Ford Fiesta RS WRC) +4:14.6
4. WILSON (Ford Fiesta RS WRC) +5:26.8
5. HIRVONEN (Ford Fiesta RS WRC) +5:32.5
6. H. SOLBERG (Ford Fiesta RS WRC) +7:46.4
7. RAIKKONEN (Citroen DS3 WRC) +8:55.2
8. VILLAGRA (Ford Fiesta RS WRC) +9:10.0
9. P. SOLBERG (Citroen DS3 WRC) +11:27.1
10. D. KUIPERS (Ford Fiesta RS WRC) +13:07.9


デイ3
すでに大勢は決しています。
前回オジェとローブがトップ争いをしているときにチームはオーダーを出そうとしたのですが、ローブがこれを拒否。
結果オジェのリタイヤにより貴重なマニュファクチャラーズポイントを失ってしまいました。
このため今回はオーダーを徹底。
ローブも断れなかったようです。
これでトップ2台はポジションキープの走りに。
最終のパワーSSでローブがトップタイムで3ポイントを加算。
オジェはポルトガル2連勝で今季初勝利。
最初から最後までシトロエンのシナリオどおりの展開となりました。



デイ1で計4本のパンクを喫しデイリタイアとなったペター・ソルベルグは、その後ベストタイムを連発し追い上げて6位。貴重なポイントを獲得しました。

最終成績
1. S. OGIER (Citroen DS3 WRC) 4:10:53.4
2. LOEB (Citroen DS3 WRC) +31.8
3. LATVALA (Ford Fiesta RS WRC) +3:22.1
4. HIRVONEN (Ford Fiesta RS WRC) +6:16.3
5. WILSON (Ford Fiesta RS WRC) +7:48.5
6. P. SOLBERG (Citroen DS3 WRC) +10:17.4
7. RAIKKONEN (Citroen DS3 WRC) +10:54.1
8. VILLAGRA (Ford Fiesta RS WRC) +11:38.8
9. H. SOLBERG (Ford Fiesta RS WRC) +14:16.4
10. D. KUIPERS (Ford Fiesta RS WRC) +17:54.6


今週は岡山でSUPER GTの開幕戦があるはずだったんだが、震災のため自粛、延期となってしまいました。
5月21,22日で代替開催日を検討してるようですが、どうなるやら。
チケットが無駄にならないことを祈るばかりです。

自粛しても何も解決しません。
むしろイベントを通して義捐金などを募る方が現実的ではないでしょうか。
イベントによる経済効果でお金も回ります。
そろそろ能動的に動いたほうがいいのではないでしょうか?
Posted at 2011/03/30 23:10:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | レース | クルマ
2011年03月09日 イイね!

WRC Rd.2 メキシコ

WRC Rd.2 メキシコいまさらですが、週末に行われたWRC第2戦です。



初戦のスウェーデンで勝利したミッコですが、昨年は同様に第1戦勝利のあと全く精彩を欠いてしまいました。
メキシコの高地にマシンが順応できず、一度もトップタイムを取れないという惨敗が響いたのかその後も無茶を承知でアタックを続けたのが悪かったのでしょう。

今回も初戦で勝利したためランキング順でトップスタート。
いろんな意味で注目されてました。
結果は初日は路面の掃除役になると言う予想通りの展開。
とはいえ1分22秒差の3位と予想の範囲でした。

ただこのラリーはやはりシトロエンのもののようです。
この日トップはオジェ。
2位には2.3秒差でローブ。
すでにシトロエンワークスの独走になってしまいました。

こうなると無理する必要もないので余裕を持ってレースができるシトロエンが有利です。

3位を走っていたペターはSS6で電気系のトラブルにより7分をロス。
早々にトップ争いから脱落してしまいました。

驚いたのは5位のノビコフ。
1年ぶりのWRCでわずか20歳の新鋭が4台のワークスに次ぐ順位です。

初日のリザルト
1. Sebastien Ogier  Citroen  1h27m22.3s
2. Sebastien Loeb  Citroen  + 2.3s
3. Mikko Hirvonen  Ford  + 1m22.2s
4. Jari-Matti Latvala  Ford  + 2m53.6s
5. Evgeny Novikov  Stobart Ford  + 3m04.0s
6. Henning Solberg  Stobart Ford  + 3m16.5s
7. Dennis Kuipers  Ferm Ford  + 5m06.8s
8. Nasser Al-Attiyah  Barwa Ford  + 5m15.2s
9. Ott Tanak  MM Ford  + 5m42.2s
10. Martin Prokop  Czech Ford  + 6m07.8s

デイ2、この日はオジェが掃除役。
ローブに逆転されてしまいます。
シトロエンワークスは理想的な展開に満足でしょう。
オジェには気の毒ですが。
が、今回はそううまくいかないようでローブのマシンはSS15でギアセレクターピンが破損し、三速から抜けなくなってしまいました。
このままではステージを走りきるのは無理と判断、ローブはコ・ドライバーのエレナとともに修理します。
応急修理こそできたものの、スタートに5分遅着し50秒のペナルティを受けることとなってしまいました。

結果19.7秒のリードから24.1秒後方に後退、2位になってしまう。
ただリタイヤは避けられたのでチームも一安心でしょう。
いまだ1-2独占ですから。

そして再びオジェがトップに立ちます。
しかしオジェもエンジンが不調でSS16は5秒ほどタイムを失います。
ローブにはチャンスでしたがこちらもハンドブレーキの故障により、SS17のヘアピンでエンジンストール。
結局このままの順位でデイ2終了となりました。

フォードはやはりココは相性が悪いようでぜんぜんタイムがあがりません。
ミッコもあせってるようでしたが去年の二の舞だけは避けたかったのでしょう。
無理はせずただ我慢してました。

初日13位と遅れたペターですが凄まじい追い上げを見せ、四つのステージでトップタイムを出し5位浮上。ただSS17でスピンし、ギアレバーとハンドブレーキを破損しました。



初日5位と好発進のノビコフはオイル漏れのためにストップ、リタイヤでした。

デイ2リザルト
1. Sebastien Ogier  Citroen  3h12m52.6s
2. Sebastien Loeb  Citroen  + 10.5
3. Mikko Hirvonen  Ford  + 1m30.4s
4. Jari-Matti Latvala  Ford  + 2m43.8s
5. Petter Solberg  Solberg Citroen  + 6m51.8s
6. Mads Østberg  Stobart Ford  + 8m09.8s
7. Henning Solberg  Stobart Ford  + 8m41.6s
8. Nasser Al-Attiyah  Barwa Ford  + 10m53.9s
9. Martin Prokop  Czech Ford  + 11m32.5s
10. Juho Hanninen  Red Bull Skoda  + 12m02.9s

デイ3、ふつうなら上位2台は無理をせず1-2でフィニッシュするだけなのですが、
なんと最初のSSでトップのオジェがコースオフ。
マシンのダメージが大きくリタイヤとなってしまいました。
なぜそんなことを?と思いますが、実は金曜日にリグループの際に道を間違えてサービスに入ってしまったためペナルティが検討されていたせいではないかと考えますが、実際はわかりません。



これによりローブが首位、2分以上差があいてミッコとラトバラがポディウム圏内に入ってくることに。
フォードは2位と3位のポイントを獲得できるためマニュファクチャラーポイントで俄然優位になります。
たなぼたではありますが、2台とも我慢して走ってくれたおかげで苦手のメキシコでポイント獲得となりチームとしてはこれ以上ない結果と言っていいと思います。

結局トップ3はこの順位でフィニッシュ。
ラトバラは2度パンクしたにもかかわらず3位、そう考えるとミッコのほうが心配です。
また去年みたいにならないといいのですが・・・
ただ最後のパワーステージではトップタイムで3ポイント取っているので悲観するほどではないのでしょうがね。

マシュー・ウィルソンは自己最高の4位が目前だったのですが、電気系のトラブルでリタイア。
フォードワークスのオーナー、マルコム・ウィルソンの子ではありますがそろそろ結果を残さないと・・・
前回2位のオストベルグは5位に入り、どうやら今年の目玉になりそうな予感です。
因みにライコネンは出てません。

最終結果
1. Sebastien Loeb  Citroen  3h53m17.0s
2. Mikko Hirvonen  Ford  + 1m38.4s
3. Jari-Matti Latvala  Ford  + 2m23.9s
4. Petter Solberg  Solberg Citroen  + 7m18.4s
5. Mads Østberg  Stobart Ford  + 8m43.5s
6. Henning Solberg  Stobart Ford  + 9m50.0s
7. Nasser Al-Attiyah  Barwa Ford  + 13m21.5s
8. Martin Prokop  Czech Ford  + 13m35.0s
9. Juho Hanninen  Red Bull Skoda  + 14m48.7s
10. Federico Villagra  Munchi's Ford  + 48m17.2s
11. Ott Tanak  MM Ford  +53m42.8s

パワーステージ
1. Mikko Hirvonen  Ford  4m40.4s
2. Petter Solberg  Solberg Citroen  + 2.1s
3. Sebastien Loeb  Citroen  + 2.1s
4. Jari-Matti Latvala  Ford  + 2.5s
5. Mads Østberg  Stobart Ford  + 7.9s

総合七位でS2000クラス優勝のナッサー・アルアティヤーは後車検で燃料タンクのベンチレーションバルブがテクニカルレギュレーション違反と判断され、失格となってしまいました。
このためS-WRCはマーティン・プロコップが初のSWRC優勝を手にし、ユホ・ハンニネンが二位、オット・タナクが三位となりました。
Posted at 2011/03/09 22:20:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | レース | クルマ
2011年02月15日 イイね!

WRC Rd.1 スウェーデン

WRC Rd.1 スウェーデンWRCが開幕しました。
第1戦は雪のスウェディッシュラリー。

例年スカンジナビアンが強いこのラリーですが、意外な結果になりました。



結果を言えば去年スランプに陥っていたミッコ・ヒルボネンの1年ぶりの勝利となりました。
これで以前の速さと自信を取り戻してくれれば今年は面白くなりそうです。

コンディションはDAY1・2は圧雪の上に新雪の積もったスノーラリー、
DAY3がアイスバーンとなりました。

DAY1、トップに立ったのはなんとノーマークのマッズ・オストベルグ!
今年はストバートからのエントリーです。

第1戦は昨年のランキング順にスタートするのでそれもよかったのでしょうが、それにしてもです。
やはりスカンジナビアンは侮れません。

新雪が積もっているため、先頭は雪かき役になってしまい、タイムは上がりません。
2日目は前日の順位でのスタートなので昨年のランキング上位は我慢になりました。
この時点ではミッコはスタート順がいいから程度にしか思ってませんでした。

DAY1の順位です。
1. M. ØSTBERG 1:17:21.2 M-Sport Stobart Ford
2. M. HIRVONEN +14.8 Ford Abu Dhabi
3. P. SOLBERGS +57.4
4. J. M. LATVALA +1:10.0 Ford Abu Dhabi
5. H. SOLBERG +1:20.3 M-Sport Stobart Ford
6. S. OGIER +1:21.6 Citroen Total
7. P. SANDELL +2:35.1
8. E. BRYNILDSEN +2:43.5
※トップとのタイム差

DAY2も前日同様のコンディション。
やはりと言うかオストベルグ、徐々に後退していきますがDAY1の貯金が効いてます。
7.4秒差で2位に踏みとどまりました。
トップは前日2位のヒルボネン。
コンディションを考えれば去年のミッコならこのまま後退すると思ったのですが、おそらくチームから何か言われてるんでしょう、気合が違います。

SS11でトップに立つとそのまま首位でDAY2を終了。
去年のこのレース以来の優勝が現実味を帯びてきました。

DAY2の順位
1. M. HIRVONEN 2:34:56.1 Ford Abu Dhabi
2. M. ØSTBERG +7.4 M-Sport Stobart Ford
3. P. SOLBERGS +8.9
4. J. M. LATVALA +10.9 Ford Abu Dhabi
5. S. OGIER +15.8 Citroen Total
6. S. LOEB +1:42.1 Citroen Total
7. K. RÄIKKONEN +5:05.5
8. P. G. ANDERSSON +5:30.7


DAY3、この日はうって変わってアイスバーン。
こうなると先頭スタートに不利な条件はありません。
天はどうやらミッコに味方したようです。
トップを一度も譲ることなくそのままフィニッシュ!
ミッコ・ヒルボネン、復活優勝です。
フィエスタも去年SWRCを走っているので車体をうまくあわせられたのでしょう。
フィエスタの1-2-3でした。

DAY3の結果(最終順位)
1. M. HIRVONEN 3:23:56.6 Ford Abu Dhabi
2. M. ØSTBERG +6.5 M-Sport Stobart Ford
3. J. M. LATVALA +34.0 Ford Abu Dhabi
4. S. OGIER +47.7 Citroen Total
5. P. SOLBERGS +1:31.2
6. S. LOEB +2:30.3 Citroen Total
7. P. G. ANDERSSON +6:22.0
8. K. RÄIKKONEN +7:02.3
9. M. WILSON +10:11.5 M-Sport Stobart Ford
10.K. AL QASSIMI +10:31.1 Ford Abu Dhabi


ところで今年は最後にテレビ中継のために最終"パワーステージ"(上位TOP3にそれぞれポイント3,2,1が与えられます)というオマケのステージがあり、そこで珍しいことがありました。

DAY1のリエゾンでペターが速度超過により免許停止処分を受けたためコドライバーのクリス・パターソンがドライブすることになり総合5位でフィニッシュしています。
コドライバーも大変だw

リエゾンはSSとSSとの間の移動区間で道交法が適用されます。なので壊れたまま走ったりスピード違反したりなどで捕まるレーサーが時々います。

こんなことがあるのもラリーならではデスネ。
ペターには申し訳ないですが・・・

パワーステージリザルト
1. S. OGIER  Citroen Total  2m22.7s
2. S. LOEB   Citroen Total  + 0.3s
3. J. M. LATVALA  Ford Abu Dhabi  + 0.7s
4. P. G. ANDERSSON  Ford   + 1.3s
5. M. HIRVONEN  Ford Abu Dhabi  + 1.4s


次は3/3-6、第2戦ラリー・メキシコ
ここで今年のマシンの出来がある程度見えると思います。
完全なレーシングマシンのDS3、巻き返しなるか。
面白くなりそうだ。

You Tubeのページでないと見れませんが・・・
関連情報URL : http://www.wrc.com/
Posted at 2011/02/15 23:17:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | レース | クルマ
2011年02月06日 イイね!

2011WRCもうすぐ開幕

今日はラリーのみ、ほぼボヤキです。
長いですので興味ない方はスルーしたほうがいいかも。


WRC2011シーズンが今週開幕します。
最近のWRCはコンパクトになって面白みが減りましたが、もう元には戻らないでしょうから言ってもしょうがないですね。

個人的にはステージ終了後のサービスがすごく面白かったんですがその辺が削られたのがラリーらしさが減った原因のひとつではないかと思ってます。
ステージさえ走りきれればクラッシュでボロボロになったマシンすらもわずか15分~20分で走れるようにしてしまう。
このピット作業は見てて惚れ惚れするものです。
サーキットでは絶対に見れない光景です。

ステージごとのサービスは確かにお金がかかりますからお金をかけないようにするにはサービス回数を減らすしかないので仕方ないですが、ラリーをサーキットレース化すれば魅力がなくなるのは当然。
ただFIAのお偉方はほとんどがF1信望者ですからわからないのかもしれません。

コンパクトなスピードラリーもあっていいとは思いますが、すべてがそれでは車で勝負が決まってしまい面白みが減ります。
車とドライバーの特徴の差が出やすいためイベントごとに違う展開になるのがラリーのいいところでした。
ローブが圧倒的に強いのもこれと無関係ではないと思ってます。
最近ではWRCよりもIRCのほうが面白そうです。
新レギュレーションになる今年はどうなるやら。

今年はシトロエン、フォード、BMWが参戦しますが、BMWは2/3ほどにしか出ないようでフル参戦は来年になるようです。
この3メーカーの中でWRC専用エンジンを積むのはシトロエンのみ。
他は市販車ベースのエンジンをチューンして使います。
この差は大きいでしょうから今年もシトロエン一人勝ちになりそうな予感がします。
まあフォードはS2000とR2マシンが売れるのでこれはこれでいいのかもしれませんが。

スバルはR4がフォード、シュコダの反対で中途半端なレギュレーションになってしまったため新井もPWRCではなくIRCに出るようです。
(WRC以外ではP、S、R4は同じカテゴリーでレースする事が多いため安上がりなR4が速いとS2000マシンが売れなくなる)
やはり現役チームの発言力は無視できないのでしょうね。
SWRC、PWRCは変わりません。

JWRCは無くなり代わりといえるのか新しく始まるWRCアカデミーはフィエスタR2のワンメイクになり、2日間のみで終了し、3日目はWRCの行う新人講習に充てられレースは行われません。
キットカーなのであまりお金もかからないでしょう。
去年のラリージャパンで奴田原が乗ってたやつですね。
しかしマシンの戦闘力も低く、ここでチャンピオンになってもJWRCのように上でも通用するか、と言われれば無理でしょう。
しかもヨーロッパのみの開催のためWRCと言うよりERCのカテゴリーに入るでしょうからそれならERCに参加したほうがステップアップしやすいはずです。
参加もだれでも出られるわけではなくWRC側に認められた者のみしか出られません。
まさに入試を受けて入学するアカデミーです。
意味あるのか?これ。
悪いほうに行ってるようで心配です。

もちろんこれは自分の感想です。
楽しみな人もいるでしょうがグループAの頃までのラリーが好きだった自分には物足りないのですよ。
願わくばそんな自分の考えを吹き飛ばすようないいレースが続くことを祈るのみです。

シトロエン、よさそうです。


電子制御が減ってシンプルになったなぁ


ミニはなんかちょっと大きいですね。
Posted at 2011/02/06 18:50:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | レース | クルマ
2010年12月02日 イイね!

2011WRC

2011WRC←ラリーカー?www





今年もレースが全て終わりましたね。
SUPER GT、DTM、FIA GT、WRCを全部CSで見ました。
WTCCとS耐もサーキットに見に行きました。

自分はWRCが一番好きなカテゴリーでWRカー導入前のグループAのころから見てます。
と言っても競技の性格上、生でなくダイジェストの放送ですが。

結局ライコネンは予想通りWRCではセカンドクラスでしかないことがわかりました。
それでも1年でWRカーをあれだけ動かせてペースノート走行もマスターしてるのはさすがです。
スカンジナビアンだけのことはありますね。
ただこれ以上は速くなる要素が見えないですが。

他の元F1の選手も別カテゴリーではセカンドグループがやっとですし(下から数えたほうが早い)所詮F1はビジネスってことが良くわかります。ほとんどバトルしないしリスクも負わないですしね。
車で勝負が決まる世界なんでしょうね。

1997年により多くのメーカーが参入できるようにと導入されたWRカーですが今年を最後にレギュレーションから消えます。
ひとつの時代が終わったって所でしょうか。

来年からS1600ベースの4WDターボに切り替わり、シトロエンとフォードだけだったマニュファクチャラーにBMWがミニでエントリーします。
噂にあったトヨタはどうやら来年はなさそうです。
シトロエンはDS3、フォードはフィエスタでの参戦となりますが、この3車種ではミニが一番大きいんです。
ミニじゃないじゃんwww

しかし近年のラリーはFIAによるラリーのF1化が進み、コンパクトなイベントになってしまい20世紀までのラリーらしさがなくなってしまいました。
車もグループAからWRカーになり、市販車ベースという感じではなくなってます。
伝統的なイベント(モンテやサファリ等)もFIAの求めるコンパクト化で魅力がなくなるとしてWRCから撤退してしまいました。(モンテはIRCという選手権に鞍替え)
 ラリーの名称も変えられちゃいましたし・・・
20世紀のラリーを知る者としては最近のWRCの高速化はサーキットレースのようであまり好きではありません。
ステージ終了後のサービスも見ものだったのに・・・。

来シーズンからの新WRカーは4WDターボとはいえ1600cc。
2WDとはいえS2000ベースのSWRCマシンとさほど性能差がなく、場合によっては逆に喰われるかもしれません。
トップカテゴリーがこれではWRCの魅力が更に無くなるのでは、と心配です。
まあそこはワークスの意地もあるでしょうからそう簡単には負けないと思いますが。

JWRCも無くなり若手の登竜門的なカテゴリーもなくなりました。
WRCアカデミーはレースじゃないですし。
これからはIRCのほうが面白いかもしれませんね。

まだ来年のレギュレーションが良くわかんないですがまあ始まれば全部わかるでしょ。

いずれにしても来年の開幕が楽しみなのは変わりませんけどね♪

Citroën Racing DS3 WRC

2011 Ford Fiesta RS WRC

2011 MINI Countryman WRC (2010 Paris Auto Show)
Posted at 2010/12/02 00:42:42 | コメント(5) | トラックバック(0) | レース | 趣味

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「地元観光」
何シテル?   05/05 11:26
とっても残念な趣味を持っている老年の子持ち親父です。嫁にもあきれられています…。 よーするにただのヲタですよ♪

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