ドアミラーのリトラクタブル（電格）化

商用とはいえ、格納・展開のたびに角度の再調整が必要な純正の糞ミラーは許し難く、Doesn't WORK（キャロル）、小牧ちゃん（アルト）と実施してきたもはや恒例となっているミラーの交換を行う。ただし、くるくるウィンドウのアルトバンには純正のミラー操作スイッチを規定位置に美しく設置できる場所がないのでリトラクト機能のみ使用できるようにする（電動のミラーを無配線で使用すると展開時にしっかり固定できずガタつくのが嫌）。

おじさん謹製回路図
このように配線しま

※購入したスイッチには中立（OFF）が存在するが、ミラーは停止を検知すると自動的に電源が切れるようになっているのでON-ONのスイッチでもOK。

Amazonで買ったスイッチはここに設置
※長辺両側を1mm強削り、車体側の軟らかいプラ素材（仕切）をカッターで切り取ったらぴったり入る。スイッチの材質は硬いが脆く、ヤスリ紙で鉛筆のようによく削れる

ここにピッタリの純正双極双投式スイッチってあるのかな？

削り前（左）削り後（右）

赤線部分を切り取る

ミラーカバーの塗装を同時進行するも、風が強く新聞紙や埃が張り付く事故が発生し作業が大幅に遅延することに…

運転席側ドアトリム剥がして電動ミラーのコネクタ2番（展開）と7番（格納）に025ターミナルをぶっ挿す

運転席足元のドアハーネスコネクタを外し、グロメットを引き抜いて配線を通す。バンの配線スッカスカでグロメット通すの楽すぎぃ

今回は小牧ちゃん（アルト）とは違い既存コネクタを介すような面倒な配線はせず直接車内まで引き込む

助手席側もドアハーネスとコネクタ・グロメット外して

025ターミナルぶっ刺した配線を直接車内へ

左右ミラーの２番と7番の配線を合流

ACC電源は定番のシガーソケットから拝借
写ってないけどこの先にヒューズを設置

GNDは運転席足元のアースポイント

スイッチ前で配線図の通りACCとGND（もと緑色線）を分岐、左右ミラーの２番（もと黄色線）と７番（もと紫色線）全部で６本の配線をスイッチ裏へ

１番ACC
２番ミラー（順不同）
３番GND
４番GND
５番ミラー（順不同）
６番ACC

2と5を入れ替えると格納展開動作が反転

ぎゆうぎゅう押し込んで完了
スイッチのマークに意味がなく、どっちが展開でどっちが格納か全然わからないの素敵
いつでも操作できるよう電源はACCでなく常時からでも良かったかも。

埃や新聞紙張り付き事故多発で何度も塗り直して、酷い部分は取り除いたのでクリアで仕上げて良しとした。純正のような鏡面のようには磨く気力なし。飛び交う花粉と強風に苦戦し全体で丸一日掛かってしまったが満足！